★2019年10月26日追記
AmazonのPA-API v5へバージョンアップがありました。
2019年11月30日までにアクセスキーを再取得し設定しないと、12月からAmazonアソシエイトは使えなくなります。早急に設定してください。
設定の仕方はこちら。
2018年12月22日の年末にAmazonから1通のメールが届きました。

絶対重要な、見てよ?対応してよ?
届いたメールの件名は「お客様のPA-APIへのアクセスについて」。

やだ・・・全然内容が理解できない・・・
読んでも意味がわかりません。
だけど、「Amazonアソシエイト・プログラム」の文字で、重要なことはわかりました。どうにかなるだろうと楽天的に考えていましたが・・・。
しばらくしてTwitterでAmazonのアフィリエイトができなくなる、との情報を見つけました。
これは超重要です!Amazonのアフィリエイトの収益が無くなったら、大変ですよ!現在かなりAmazonの収益に頼っていますから。
今日はAmazonのPA-API利用ポリシー変更についてのRonkerでの対処法をまとめてみました。
PA-APIってなに?どうなるの?
まずは、AmazonのPA-APIについて知らなければいけません。
Amazonのアソシエイト・プログラムにサインインしてお知らせをチェックします。
【2018/12/21: Product Advertising API (PA-API)利用ポリシーの変更】 (再掲)2019年01月16日(★2019年1月23日に延期)にPA-APIの利用ポリシーの変更を行います。リクエスト可能数やアクセス権に関わる重要な変更になりますので、PA-APIをご利用のお客様は こちらの変更内容の詳細について必ずご確認いただきますよう、お願いいいたします。
(引用 Amazonアソシエイト・セントラル)
「こちらの変更内容の詳細」へ入り詳しくみていきます。
変更内容について
Product Advertising API (以下PA-API)ではこれまで全てのお客様に初期状態にて1秒間に1リクエストのサービス提供をしてまいりました。
2019年01月16日(★2019年1月23日に延期)よりこの条件を変更し、初期状態にて1日のリクエスト上限を8,640リクエストとし、追加の日次リクエスト可能数の上限を毎日動的に変更する下記仕様といたします。・初期リクエスト可能数 : 1日あたり 8,640リクエスト(API利用開始より60日間)
・PA-APIより取得した商品リンクより発生した、過去30日間の発送済み商品売上$0.05(日本円で約5円)ごとに1リクエスト追加
・1日の最大リクエスト可能数は、1日あたり864,000リクエストまた、PA-APIより取得した商品リンク経由の発送済み商品売上が過去30日以内に発生していない場合、PA-APIをご利用いただけなくなる恐れがございます。
Amazon
なお Amazon Link Builder(WordPressプラグイン)のご利用には影響はございません。
リクエストとかいろいろ書いていますが、大事なのは青文字のところです。

PA-APIを利用できなくなる???
ようわからんけど、もしもアフィリエイトで提携しているから関係ないんじゃない?
それが関係はあるんです。
もしもアフィリエイトやA8.netなど、Amazonの商品リンクを作るASPはいくつかありますが、これらからAmazonのPA-APIについてのお知らせはありません。
ただ、Amazonの変更内容で、「 Amazon Link Builder(WordPressプラグイン)」は影響がないと書いているだけで、他は影響がありそう。多くの方はカエレバやRinkerなどを使っています。
大変です!Amazonの商品リンクに頼っている私の弱小ブログはAmazonからの収益が減ると目も当てられません。
とりあえず確認しなけければいけません。
すると、Rinker(WordPressのプラグイン)の開発者やよいさんのツイートが回ってきました。
RinkerはPA-APIを使用しているとのこと。
おお!ならば、Rinkerを使っていたら安心?
・・・ではないんです!
Rinkerの設定次第なので、やはり確認しないといけません。
★利用ポリシーの変更開始が2019年1月23日に延期されています。
Amazonで売り上げがあるか確認する
さて、Rinkerでの確認はどうしたらいいのでしょうか。
Rinkerを使っていれば、設定でAmazonアソシエイツIDを持っていますよね。
「レポート」を表示させます。
すると、グラフや表が表示しています。
さらにその下の「リンクタイプレポート」をクリックします。
表に「PA-API」があります。そこで紹介料が発生していればOK。
発生していなければ(「¥0」ならば)、PA-APIの変更内容に引っ掛かって、PA-APIを利用できなくなります。
早く対処しなきゃ!
私はPA-APIを利用できなくなる可能性があります。
画像では23日までは発生していません。24日以降クリックや紹介料が発生しています。(12/26時点)
問題のまとめと解決すべき作業
AmazonのPA-APIを利用できなくなるので、対処が必要となってきます。
まずは冷静に自分のブログの問題点を洗い出していきます。
問題点
- カエレバとRinkerが混在している
カエレバの対処はわからない- もしもアフィリエイトの対処はわからない
2018年12月23日時点で、カエレバももしもアフィリエイトも対処はわかりません。
しかしAmazonアソシエイツのレポートでの売上が無い以上、カエレバももしもアフィリエイトも使えなくなる可能性があります。
★カエレバの仕様変更が発表されました。詳しくは下へスクロールしてください。
Rinker開発者やよいさんのツイートです。
情報が錯綜してきたので一旦ここにまとめますね。#rinkerプラグイン
— やよい@在宅フリーランスPG&ブロガー (@oyayoi19) 2018年12月23日
ツイートに詳しく説明されています。
もともとタイトルリンクと画像リンクはPA-APIのリンクです。そのリンクから発生していれば大丈夫です。
ですが、大抵のサイトでは[Amazon]ボタンから発生していると思います。
そのため[リンク先を商品の詳細画面にする]に設定したほうがPA-APIの売上があがる可能性があります。
— やよい@在宅フリーランスPG&ブロガー (@oyayoi19) 2018年12月23日
RinkerではPA-APIを使っているので売り上げがあればOK。そして、設定を「リンク先の詳細画面にする」ことでPA-APIを経由していることになり、売り上げがあがるということです。
解決するための作業
- Rinkerの設定を変更する
- カエレバ→Rinkerに貼り替える
Rinkerの設定を変更する
Rinkerの設定を確認・変更します。
Amazon→リンク先のAmazonボタンを「リンク先を商品の詳細画面にする」にチェックを入れます。
ここで、「リンク先を検索画面にする」にチェックが入っているとPA-APIを経由していないので売上が発生しません。
このリンク先のAmazonボタンの設定を変更しても、まだ紹介料はあがりません。
あと一つ設定を確認・変更します。
Rinker設定画面を下に進めて、もしもアフィリエイト設定で「もしもリンク優先ショップ」のAmazonのチェックをはずします。
このチェックをはずさないともしもアフィリエイト経由になるので、PA-API経由になっていても紹介料があがらないんです。
ここで注意なのが、売り上げがもしもアフィリエイトにならないことです。
Amazon経由になるので、Amazonの紹介料になります。楽天市場とYahoo!ショッピングはもしもアフィリエイト、AmazonはAmazonアソシエイトになります。
だから、Amazonの紹介料がAmazonギフト券500円又は5000円以上で振込になります。
2018年12月23日現在、カエレバやもしもアフィリエイト、A8.netなどではAmazonは使えない可能性があるので仕方のないこととなります。
経過について
Rinkerの設定を変更して、早くて数日後にクリック数や売り上げが発生してきます。
しばらく様子を見なければいけないので、早めの対処が必要です。
変更の開始は2019年1月16日(★2019年1月23に延期)です。30日以内に紹介料の発生がなければ、PA-APIが使えなくなる可能性があります。何が何でも一番にAmazonでの紹介料発生を目指してください。
紹介料の発生があっても安心できません。発生の次のステップはリクエスト回数となります。
今はまず発生を目指すので、リクエストはまた後日になります。
カエレバ・ヨメレバの仕様変更について
2018年12月29日にカエレバ開発者かん吉さんから仕様変更について発表がありました。
カエレバを使っているブログでの設定変更はなさそうです。カエレバを使っている人は記事をよく読んでください。
私は他3つのブログを運営をしていますが、カエレバを使っています。まだRinkerへの書き換えをしていなくて、焦っていましたが、今のところ一安心かな。
と思っていましたが!
もしもアフィリエイトを確認したところ、私のブログでの成果発生はAmazonがダントツでした。カエレバは楽天市場をメインに進めていく方向なので、これはRinkerに書き換えて、PA-API経由にした方がいいのかなとも思っています。
ここら辺の判断は、自分が一番収益を上げているサイトを確認して、どれを使えばいいか精査しましょう。
作業量が少ないに越したことはないけど、収益が下がるのならば気持ちの踏ん切りをつけて一気に整理したほうが良いです。
楽天市場の売上が多ければカエレバ。
Amazonの売上がありPA-APIの利用継続を望むならRinker。
使いやすいで選ぶ。等々。
自分のブログです。自分で決断していきましょう。
おわりに
カエレバはAmazonアソシエイトで設定をしていればPA-APIで紹介料が発生しているかもしれないので問題はないかもしれませんが、ほとんどの人がもしもアフィリエイトで設定していると思います。
メンドウですが収益に関係してくるので、なにかしらの作業は早急に必要になってきます。
年末年始で時間がとれる人は気合入れて変更しましょう。できるだけ早くです。

PA-API の設定をしたけど、30日以上の売り上げが無ければ権利が無くなるから注意じゃ

ガンガン売らなきゃ!
2019年1月11日にAmazonに追記がありました
→AmazonのPA-API利用ポリシー変更についてのヘルプ
2019年1月11日にAmazonのPA-API利用ポリシーの変更のページで、変更やFAQが追記がありました。
抜粋しましたが、とりあえずちょっと安心な変更内容になりましたね!
年末から焦ってバタバタとしましたが、少し期限が伸びることで売上発生の確率が上がるし、アクセス権を失っても、売り上げがあれば復活できるし、縛りがきつくなった中、ちょっと嬉しい情報でした!
引き続き、Amazonでの売り上げが大量に発生できるように頑張るのみですね!
2019年2月6日追記:アソシエイト・HOW TOガイドがオープン!
アソシエイト初心者なら必ず読んでおくべき!
使い方から活用法まで情報が盛りだくさんです。そしてこの情報をどうやって使っていくか、読んで終わるのか、読まずに放置するのかで、アフィリエイトの結果が変わってくると思いますよ。
使い方はあなた次第ですね。
2018.12.23 記事更新
2019.10.26 追記しました
コメント
情報提供ありがとうございます!
正直『PA-API』の意味がなかなか理解できなくて困ってました。
とっても助かりました〜!
コメントありがとうございます。
「PA-API」、ほんとややこしくて私も詳しくは理解していない状態で。汗。
とりあえず、Rinkerでの2カ所の設定変更で紹介料が発生したので、やってみてください。
まずはクリックしてもらって、紹介料が発生すれば一安心です。