象印のコーヒーメーカーのブランドの珈琲通には
- 全自動
- 10杯タイプ
- 6杯タイプ
- 5杯タイプ
- 4杯タイプ
とタイプが分かれていますが、「5杯」に違和感を感じませんか?

4杯・6杯タイプとあるんだから、中間の5杯は必要かな?5杯タイプを作るんだったら、1杯タイプを作ったらいいんじゃない?
確かにそうですよね。
4杯タイプは3品番、6杯タイプも3品番あり、5杯タイプのみ1品番です。4杯・6杯主流なら、もっと違うタイプがあればいいのにね。
ますます5杯タイプは必要なく感じてきます。
まあ、ちょっと懐疑的な雰囲気で、象印の珈琲通 EC-KT50を調べてみると、5杯タイプだけの特徴が見えてきました。
象印 珈琲通のラインナップ
冒頭でも書きましたが、象印のコーヒーメーカーのブランド「珈琲通」のラインナップは
- 全自動 EC-RS40
- 10杯タイプ EC-YS100
- 6杯タイプ EC-VL60・EC-AS60・EC-AK60
- 5杯タイプ EC-KT50
- 4杯タイプ EC-CB40・EC-GB40・EC-TC40
とあります。
全自動・10杯タイプ・5杯タイプは1品番ずつ、6杯タイプ・4杯タイプは3品番ずつあることから、6杯・4杯が主流というのが分かりますね。
象印 珈琲通のコーヒーメーカーはこのブログでも紹介しています。
全自動タイプはこちら
10杯タイプはこちら
6杯タイプはこちら
4杯タイプはこちら
象印 珈琲通 EC-KT50の仕様
カラーはダークグリーンとレッドの2色です。ダークグリーンは画像だとブラックに見えてしまうので注意が必要です。
サイズ:幅240x奥行165x高さ315mm
重さ:約2.4kg
容量:675ml 5杯分(120ml/1杯で計算)
幅はコンパクトで奥行のあるコーヒーメーカーです。キッチンの棚の隙間にも入れやすいです。
EC-KT50の特徴
EC-KT50の一番の特徴は「3段階濃度調節」です。
コーヒーンオ味を
- マイルド
- レギュラー
- ストロング
と好みの味で設定できます。
コーヒー好きといっても、軽く何杯も飲みたい人、濃いコーヒーを飲みたい人など、好みは違います。
朝は軽く飲んで、仕事中は濃いめを飲んでと、1日で味を変える人もいますから、コーヒーの好みはほんと人それぞれです。
味を変えれるのはとてもポイントが高いですね。
EC-KT50は真空2重瓶(まほうびん構造)のステンレスサーバーです。ガラスサーバーと違って、ついうっかり割れてしまうこともないし、少々の時間なら保温します。
ステンレスサーバーなので、抽出が終わると電源が自動OFFします。使い割ると電源を切る面倒な作業はなく、消し忘れもなくなります。
その他の特徴は
- 浄水
- 外せるスイングバスケットとフィルターケース
- 外せる水タンク
- しずく漏れ防止機能
などがあります。
5杯タイプ EC-KT50は必要?!
EC-KT50の特徴だけを説明していると、「ふ~ん・・・」で終わるんですが、4杯タイプや6杯タイプと比べると、EC-KT50の特徴が際立ってきます。
まず見た目でわかるのが、サーバーです。
4杯タイプ | 5杯タイプ | 6杯タイプ |
ガラスサーバー | ステンレスサーバー | ガラスサーバー |
4杯・6杯タイプ共、全てガラスサーバーなんですよね。5杯タイプのみステンレスサーバーです。
象印 珈琲通のステンレスサーバーの仕様の品番は全自動EC-RC40と10杯タイプEC-YS100と5杯タイプEC-KT50だけです。
割れやすいガラスサーバーよりステンレスサーバーがいいという人はいます。ステンレスサーバーはサーバー自体で保温するので、抽出後にそのまま持ち運ぶことができます。多めに淹れて、少しずつ飲む人にはステンレスサーバーがいいですよね。
ただ、ガラスサーバーのように中が見えないので、濃さや量がわからなくてイヤという人もいます。
サーバーは好みで大きくわかれてきます。
次に違うのは、コーヒーの味です。
4杯タイプ | 5杯タイプ | 6杯タイプ |
– | 3段階濃度調節 | ダブル加熱 95℃抽出
2段階濃度調節(2品番のみ) |
4杯タイプは設定がありません。抽出するのみです。
6杯タイプは3品番ともダブル加熱 95℃抽出ですが、EC-AS60とEC-AK36は2段階濃度調節ができます。
象印のすべてのコーヒーメーカーの中で3段階濃度調節ができるのは5杯タイプのEC-KT50だけなんです!
ちなみに、2段階濃度調節は「レギュラー・ストロング」です。EC-KT50には「マイルド」があります。
他にも
- 自動電源OFF機能
- はずせる水タンク
など便利な機能がEC-KT50に詰め込まれています。
EC-KT50の交換部品
EC-KT50の交換部品は
お客様サポート → 部品。消耗品などのご購入方法
から購入できます。
Amazonなどでも一部購入できます。
EC-KT50の口コミ
口コミを調べてみると、私の予想以上の件数があり、評価もどちらかと言うと高い評価が多かったです。
- 自動で電源が切れるのが良い。
- コーヒーが煮詰まらずに保温できるのが良い。
- パーツが取り外しできてお手入れが楽。
- 値段が安くて満足。
自動電源OFF機能やステンレスサーバーの満足度が高かったです。
気になる点もいくつか紹介しておきます。
- 少量だと保温時間が短くなる。5杯分淹れるとそれなりに保温している。
- 最後の残りの珈琲が入れにくい。
- 熱いコーヒーが飲みたい人向けではない。
ステンレスサーバーではよく書かれている口コミですが、保温の温度がぬるいということです。
熱々が飲みたい人はステンレスサーバーは向かないと思っていた方がよいかもしれません。
コーヒーを淹れる前にサーバーが冷えていて、1~2杯程度の量だとコーヒー自体が淹れたてでも温度が低くなることもあります。サーバーにお湯を入れて内側を温めるなど、熱々が飲みたいなら工夫するのもいいかもしれません。
EC-KT50の価格
口コミでも「価格が安くて満足」とあることから、高機能だけど価格は安いです。
Amazon 7,839円
楽天市場 6,873円
1万円を切る価格になっています。この価格で3段階濃度調節ができて、コーヒーの味が楽しめるのはこのEC-KT50だけじゃないかな。
※2018年12月25日現在の価格です。価格は変動しますので、購入時にご確認ください。
おわりに

高機能で他のタイプとは差別化しているのね。違うことで人気を集めているのね。
私も他とは違うポーズをずっと取って目立っているわよ
- ステンレスサーバー
- 3段階濃度調節
- 自動電源OFF機能
この3つの特徴だけで他のコーヒーメーカーに差をつけて、
- うっかりガラスサーバーを割ってしまう人
- コーヒーの味にこだわる人
- うっかり電源を消し忘れてしまう人
上記のような人にポイントを絞って人気の機種となっています。

コーヒーの量じゃないのよ
機能なのよ
みなさんも機能に注目して検討してみてください。
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