デロンギには4つのコーヒーグラインダーのラインナップがあります。4つとも電動で手動はありません。
見た目はそれぞれ違うのですが、機能的にどう違うのかは一覧を見ているだけではわかりません。
Amazonで調べてみると、コーン式コーヒーグラインダーKG364Jとうす式コーヒーグラインダーKG79Jが人気でした。
今日はデロンギのコーン式コーヒーグラインダーKG364Jとうす式コーヒーグラインダーKG79Jを紹介します。
デロンギ コーン式コーヒーグラインダーKG364Jの仕様と特徴
サイズ:幅135x奥行195x高さ275mm
重さ:約1.5kg
ホッパー容量:250g コンテナ容量:110g
定格時間:60秒
その他:極細挽き~中挽き、コーン式
ホッパー容量が250gで大容量のコーヒーグラインダーです。しかしコンテナ容量が110gなので、こぼれないように気をつけないといけませんね。
アロマや味を生かす、低速回転・コーン式。コーヒー本来の美味しさは豆を挽くことから。
(引用 De’Longhi)
デロンギのKG364Jのページでの紹介文です。低速回転をすることで摩擦熱をおさえ、風味を損なわないようにします。コーヒー好きにとってはコーヒーアロマまでこだわります。
極細挽き~中挽きまでで14段階もの粒度の設定があるので、コーヒーの挽きからこだわりのある人向きのコーヒーグラインダーです。
デロンギ うす式コーヒーグラインダーKG79Jの仕様と特徴
サイズ:幅130x奥行160x高さ260mm
重さ:約1.5kg
ホッパー容量:120g コンテナ容量:100g
定格時間:70秒
その他:粗挽き~細挽き
ボックス型のデザインはとてもおしゃれです。キッチンにおいてインテリアにしてもいいですね。
デザイン性に優れた、簡単操作のうす式コーヒーグラインダー。粗挽き~細挽きのコーヒー粉を挽くのに適しています。杯数ダイヤルで挽く量をセット、粒度ダイヤルで飲みたいコーヒーにあわせた豆の挽き具合をセット出来る簡単操作。
(引用 デロンギ)
ダイヤルは正面の一つしかないよ?と思ったら、サイドに杯数ダイヤルがありました。
正面は粒度ダイヤルで、豆の粒度を設定します。段階は無く粗挽き~細挽きを好みに設定できます。
杯数ダイヤルは何杯分かと設定します。
二つのダイヤルを設定したら、豆を挽きます。操作は簡単ですね。
自動で電源がオフになるのは消し忘れ防止になっていいですね。子供が触ってけがをすることもなさそうです。
まだコードが底面に収納できるのもポイントです。棚に収納する時に意外とジャマなのがコードです。本体の中に収納できればすっきり収納できて気持ちいいですよね。
コーン式とうす式の違いって何?
コーヒーグラインダー(コーヒーミル)でよく出てくる刃の形状のことですが、はっきりとした違いをあまりわからない、という人も多いと思います。
コーン式は中に円すいの刃があり、巻き込むようにして豆を挽いていきます。
うす式は上下に刃があり挟んで挽いていきます。
コーン式は三角コーン(道路においている赤い三角帽子みたいなのね)で、うす式はそばを挽く臼と思ったら覚えやすいかも。
コーン式コーヒーグラインダーKG364Jとうす式コーヒーグラインダーKG79Jの違い
コーン式コーヒーグラインダーKG364Jとうす式コーヒーグラインダーKG79Jの違いは
- 見た目
- サイズ
- 定格時間
- ホッパー容量
- コンテナ容量
- 粒度設定
- 刃の違い
等があげられます。違いは多く、『どちらでもいい』というわけにもいかず、購入する時はかならず必要条件を持っておくことが大切です。
数字の違いがあるので表にまとめてみます。
KG364J | KG79J | |
サイズ | 幅135x奥行195x高さ275mm | 幅130x奥行160x高さ260mm |
定格時間 | 60秒 | 70秒 |
ホッパー容量 | 250g | 120g |
コンテナ容量 | 110g | 100g |
粒度設定 | 極細挽き~中挽き | 細挽き~粗挽き |
粒度設定は大きく違うので、極細挽きをしたいならKG364J、粗挽きをしたい人はKG79Jですね。
細挽き~中挽きで十分なら、あとは容量や収納の有無などで判断しましょう。
コーン式コーヒーグラインダーKG364Jとうす式コーヒーグラインダーKG79Jの口コミ
デロンギのコーヒーグラインダーは人気で口コミも数百件ありました。
いくつか参考になりそうなものを集めてみました。
まずはKG364Jから。
エスプレッソ用に購入しました。作動時の音はかなり静かですが、挽き後の粉が全てコンテナに落ちずかなりの量が本体に残ってしまいます。グラインド後に本体を叩いたり、ゆすったりしてコンテナに落としていますが、この作業に時間が掛かります。
粒度はプロペラ式のミルとは違いバラつき少なく挽けます。
香りも、プロペラ式のミルとの比較で、断然高く、珈琲の味に厚みが出ます。
サイズが大きくてグラインダー内を掃除するため毎回持ち上げ、ひっくり返すのが、少々鬱陶しいと感じるぐらいの大きさでした。
同じ豆を挽き続けるならよいですが、上歯を外すと割と粉がのこってますので豆を毎回変える使い方だと面倒かな。挽いたあと、少し本体を叩いてトレイに落ちるようにすると割と残らない。
刃の部分に粉が残ってしまうという口コミがちらほらありました。毎回同じ豆を挽くなら問題ないかもしれませんが、飲み比べのために豆を替えるならお手入れを念入りにしないといけないので、デメリットとなっています。
つぎはKG79Jです。
本製品はエスプレッソにはむいていません。
と表記されていますが、エスプレッソの方が向いていると思う位粒子が細かいです。
カッター方式ではどんなに細挽きにしても、結構粗い粒が残っていましたが、さすがに臼型は、細かいモノだけが墜ちていくので、望みの粒度が大体得られます。粒度を変えると結構味も変わるのでその変化を楽しんでいます。
プラスチック製なので、粉砕した豆が静電気でケースにくっついて残ります。
粉砕する音も本体が壊れるのかと不安になる様な音が出ます。
KG79Jで多かった口コミは音の大きさと静電気でした。
音が大きく、不満の口コミが結構ありました。つぎに静電気で粉が思わぬ方向へ行ってしまい掃除が大変だという点です。ミルの宿命ですね。多からず少なからず静電気は発生するので、静電気が気になる人は口コミなどから判断して機種を選ぶしかないですね。
どちらも気になる点の口コミをピックアップしてみましたが、総合的にKG364Jの方が口コミ数や高評価が多いです。
コーン式コーヒーグラインダーKG364Jとうす式コーヒーグラインダーKG79Jの価格
KG364Jの価格はAmazon、楽天市場共9,417円でした。
KG79JはAmazon 5,487円、楽天市場 5,735円でした。
倍とまではいかないけど、価格に差があります。
※2019年1月16日現在の価格です。価格は変動しますので購入時にご確認ください。
おわりに
コーヒーグラインダーを選ぶ時に、コーン式やうす式など関係なく選んで購入している人がいました。好みがある人はこだわった方がいいですが、結局挽いた豆で飲むコーヒーが美味しければ、どちらでもいいんです。
音が静かなのがいいなら、KG364Jを検討してみてください。
収納に拘るならKG79Jを検討してください。
それでは。いいコーヒーグラインダーが見つかりますように。
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