ハンドメイドの作品作りの心得7か条

ハンドメイド

ただハンドメイドで作品を作っているだけでは中々思うように売れません。そんな厳しい世界に入ってきています。

 

作品を作るためには、勉強も必要ですが、ある程度的を絞っていかなければ、何でもある雑多なギャラリーでは目を引くには力が弱いです。

 

今日は作品を作っていく上での心得のお話をします。

 

*この記事は2018年5月13日に加筆改変しました。

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1.ハンドメイドの作りたいものと売れるものの違いを知る

初めは作りたいもの

 

ハンドメイドを始めてから、作っていくものは、自分が作りたいモノです。当然自分が使うものですよね。

 

誰でもハンドメイドの始まりって、自分の欲しいもの、使うものを作ることから始まります。初めて作るものを人にあげることは、まずしませんよね。

その初めて作った作品は、歪んでたり、ほつれてたり、失敗したり、山谷を超えて完成します。その完成の感動を忘れられず、次を作ります。

ハンドメイダーの出来上がりはそんな感じです。

 

ひとつめの作品の出来上がりに感動し、次を作り感動し、更に次・・・と一つずつ作品が出来上がり増えていき、技術も上達します。

 

すると、周囲の人たちから、作ってほしいと頼まれるようになります。小さなコミュニティの中でなら、無償で作ってあげることもできますね。

欲する人が多くなれば、材料費も馬鹿にならないので、材料費だけでも貰うようになります。

そこまでいけば、技術もあるレベルまでは到達しているはずです。

 

ハンドメイダーとは、造語です。ハンドメイドする人のことです。

 

ハンドメイド作品を売るようになる

 

ある程度の技術もあり、時間もあるとします。

 

空いている時間に作って売れば、少しくらいお小遣いになるかしら・・・(´∀`*)ウフフ

そう思う流れは当たり前ですよね。時間が出来るタイミングがあるのは主婦だから、ハンドメイド販売を始めるのが多いです。そこら辺から、「ハンドメイド=主婦」と結び付けられがちです。

 

初めはせっせと作品を作り、販売していきます。自分の得意な作品や可愛い作品をどんどん作っていきます。

ある程度の数を公開しないと、売れないのが実情です。まあでも、初めは自分の作品がどんどんギャラリーやサイトにショップのように並んでいくのが楽しくてどんどん作ってはUPしていくんですね。

そして、ポツポツと売れだします。技術もあり、数も増えていけば、売れていきます。

 

売れたら、その売れた作品をまた作りますよね。当然です。売れたのなら、次も売れる確率が高いですから、作ります。

そして、また同じ作品が売れます。売れたら作ります。

 

売れたら作る。

 

その繰り返しです。しかし売れる作品は偏っているみたいです。

売れるものは売れる。売れないものは売れない。または動きが遅い。

 

ということは、同じ作品ばかり作っていることになります。

これを数十個も作れば、当然飽きてきます。

好きなモノを作っていた状況から、売れるものを作る状況になります。ここからツラくなってきます。だって、自分の好きな作りたい作品が作れない。

 

売りたいと売れるは違う

 

初めは売るために沢山作ります。一つ売れたらとても嬉しくて、すぐに次の製作に取り掛かります。

 

でもね、ホント、数十個、数百個と同じものを作り続けるのはツラくなります。嬉しい悩みなんですけどね。

売る時は種類や色を沢山揃えるために、色んなパターンを製作していきます。勿論、自分の好きなデザインや色もあれば、あまり自分の好みでないデザインや色もあります。

 

じゃ、自分の好きなモノばかり作ったらいいやん(/・ω・)/

そう考えてしまいそうになりますが、色が偏ったサイトを見ているとどうですか?

 

地味・・・(*_*;

暖色系ばかり、寒色系ばかり揃えているサイトがあれば、画面が地味になり、お客さんの色の選択肢も減ってしまいますから、出来るだけ、暖色・寒色の色揃えはしていた方が売れる確率もあがりますのでオススメします。

 

デザインも、同じパターンで色だけ揃っているのもNGです。鞄で言うと、トートバッグばかり揃えて、ショルダーバッグがないと、ショルダーバッグの欲しいお客さんを逃してしまうこととなります。トートもショルダーも揃えておきたいところです。

そうすると、色々なデザインやパターン、色を揃えるショップとして販売していると、必ず自分が得意な作品ばかりが売れるとは限りません。

むしろ、自分が少々不得意なデザインの作品が売れていくことが多いです(経験談)。

そして、ある時には、お客さんから、

 

オーダーしたいんですけど・・・(*^-^*)

そんな嬉しい連絡が入ることもあります。しかし、手放しに喜ぶことは出来ません。オーダーはお客さんの希望にあった作品を作ることです。オーダーのみに対応するデザインを作り直さないといけません。

オーダーというのは手間の掛かる作業です。一人のお客さんのために、一から作り直すということは、手間も作業も一からです。

カバンで言うと、デザインを考え、型紙を作り、製作します。製作の前に試作が入る場合も多々あります。時間も材料も倍かかるという事です。効率が悪い。

さらに、自分の苦手な(自分で作って売っている作品だから苦手というのも変)作品だと、少々テンションが下がります。全く新しいデザインを作ってほしいと言われたら、更に手間と材料費と労力が掛かります。

 

販売している時点で、主導権はお客さんにあります。

  • 売れた作品をまた製作して売る。
  • オーダーを受け付けて希望通りに作る。

お客さんを中心にして製作しているので、自分が作りたい・売りたいものとお客さんが希望しているものとのギャップが出てきます。

 

お客さんのわがままの線引き

 

オーダーでなくとも、

 

サイズが〇センチのってありますか?

色が〇色ってありますか?

 

そこそこ売れてきて、ギャラリーやサイトが沢山のお客さんの目に留まるようになってくると、色々な質問やメッセージが入ってくるようになります。

「オーダーは受け付けておりません!」と大々的に表示していても、「オーダーしてほしい!」と連絡をしてくる方もいます。

同じ内容の質問やメッセージが入ってくるようなら、希望するお客さんが多いという事なので、対応すべきです。が、ひとりの希望者のために、作品を作っていくことは出来ません。希望者が増えてくれば、対応が出来なくなるのは当たり前です。

 

「良いアイデア」「売れるかも!」と思った意見はどんどん取り入れるべきでしょうが、個人の意見の希望ですと、受け入れることは難しくなってきます。これほど、意見や希望が多く届く状況なら、販売数も増えて、一人で作業するにはきつくなってくる時期です。

 

主婦が時間の合間にする作業量ではありません。工房を持ち、仕事としているなら対応も変わってきますが、一人で運営している弱小ハンドメイダーです。

どこかでラインを引いておかなければ、動けなくなってしまいます。お客さんの希望は際限なくあります。一人で作業していますが、お客さんは多数です。

お客さんの希望は「わがまま」になってしまいますので、どこまでが受け入れられる範囲かをきっちり線引きしておく必要があります。

 

2.自分の売りたい年齢層に的を絞る

前章では初めは作りたい作品でしたが、売れるにつれて作りたい作品ではなく売れる作品作りになっていった話をしました。

周囲の声に答えて、色んな作品を作り売っていたからです。色んな作品というのは無節操です。様々な年代から様々な好みの作品が入り混じっている状態です。

 

その無節操な状態から的を絞っていかなけければ、あなたのオリジナリティを育てることができません。

 

自分の売りたい年齢層と売れる年齢層

作品を作る時、まずは使ってくれる対象を絞ります。

 

可愛い花柄だから女の子かなー( *´艸`)

青だから男性ぽいかなー(^^♪

どちらかというと20代~30代くらいかなー(・´з`・)

などど、デザインを決める時は、男性・女性、年齢層など絞りながら作ります。家具などの素材により性別や年齢の関係のないジャンルもありますが。

 

minneの利用者層は20代~30代の主婦をターゲットにしています。

一応私は30代~を想定しながらデザインを考え作っていますが、60代以上は想定に入れていません。けれど、毎月委託販売店の店員さんを話をしていると、50代以上の年齢の方が買ってくれるそうです。(おおぅ。私のセンスって、50代以上に受けるのね。知らなかったわ。)

ちなみに、手作り市でも、年齢層高めが購入してくれます。参加している手作り市の客層が年齢層高めだからかもしれませんが、比較的高いです。

 

こうやって、自分のデザインがどの年齢層に受けるか、売っていくと分かってきます。

大体、20代・30代・40代・50代・60代・・・と年代を分けて、おおよその集計を取っていくと、後々の販売データとして使えます。

 

ハンドメイドでも意外と多い男性購入者

私は革小物を販売しているためか、購入者に結構男性がいます。革のポーチやペンケースを購入してくれます。minneやcreemaで探し当ててくれて購入してくれるのでしょう。

 

minneは主婦層をターゲットにしているので、男性の名前を見ることが目新しくもあり嬉しくもあります。

作家さんでは男性をよく見かけます。革や家具などに多いですね。しかし男性作家が買ってくれるというより、純粋にサイトに登録して購入しているようです。

 

老若男女使えます!!\(^o^)/

と作品販売ページに載せていますが、まさか男性に売れるとは思っていませんでした。そして、主婦の方が、旦那さんや息子さんにプレゼントする場合も結構多いです。

 

一応、私は女性なんで、女性目線で「可愛いっ!」と思った感覚で作品を作っています。

購買層は作って売っていかければわからないことです。

 

売らないと分からない事もある

可愛い!というより、良いデザインが出来た!という時は大抵売れません。

 

これってイマイチー(・´з`・)誰が使うの???(^^;)

と思った作品ほど早く売れます。完全に、自分のセンスが的外れです。

このセンスはかなり外れます。すごく考えて試作を沢山作って自信を持って売り出したら売れなかったり、試作で作ってイマイチだったけど、カゴにどさっと入れてまとめ売りしたらすぐ売れたりします。いつもぐるぐる回っています。

 

自分の商売のセンスが無いのか、これこそ商売が面白いと思うところなのか、作って売ってみないと答えはでません。

 

3.作品のコンセプトを明確にする

売りたい年齢層の的を絞る話をしましたが、作品のコンセプトも的を絞っていかなければいけません。どっちつかずの作品は目を引くこともなく、オリジナリティ溢れる作品の中に埋もれていきます。

 

目指すものを明確にする

 

何を目指して作品作りをしていますか?ただ単に作品を作って売っている訳ではないと思います。ただ作って自分で使っているなら趣味です。

売っているなら、目的は明確に持っていますよね?当然。

  • 収入をおこずかいにしたい。
  • 自分の技術を高めたい。
  • 色々な人と交流を持ちたい。
  • 作るのが好き。

色々な理由がありますよね。

恐らく初めは、「モノ作りが大好き」から入りますよね。母親が作っていた、父親が作っていた、姉妹が作っていた等、周囲の方が作っていたから興味があった・・・というのも多いと思います。

 

そして、ハンドメイド販売サイトで自分の作った作品を売り始めます。売り始めたのなら、「モノ作りが大好き」の目的から一歩進むこととなります。

  • おこづかいにしたい。
  • 家計の足しにしたい。
  • 稼ぎたい。
  • 好きなモノ作りで食っていきたい。

「モノ作り」=「お金」となります。

 

私はー、お金なんて、別に考えてないしー(´∀`*)

という輩がいますが、ハンドメイドで販売している時点でお金目当てなのはバレバレです。お金が必要ないなら、販売サイトに登録している理由はなんだ?!

 

ここで明確にする目的は「お金(収入)」です。

 

お金が欲しい、なら売れる作品作りをする

 

「お金(収入)」が目的ですが、根底には「モノ作り大好き」があります。

大好きだから、ハンドメイドをしています。

 

しかし、大好きだけではやっていけないのがハンドメイドです。

ハンドメイドっていうのは、材料が必要になり、その材料を買うお金が必要になります。一番初めは資金として、材料費が必要ですが、時間が経っていくと、作品が売れて、それが収入となり、その収入で材料費を賄えるようになってきます。

 

が、収入を増やすためには、作品が売れないとお金に変わらない。

お金に変えるためには売れる作品を作らなければいけない。

 

売れる作品というのは、オリジナリティがあり、技術の高い作品です。

 

||||| 売れる ||||| _(:3 」∠)_…作品

 

「売れる」という単語の前に、高い壁があります。この壁を超えることが難しい。高い壁を超えるために、売れる壁の超え方を考えます。

作品の方向性です。

 

機能性重視の作品作り

使いやすいことが第一に考えた作品作りです。

カバンなら、ポケットが沢山ついている、仕切りがある、マチが広い、サイズが大きいなど、他の作品を圧倒するような機能性重視の使いやすいものを作るような感じです。

デザインは機能性の次です。何が何でも使いやすいものが一番をモットーに作品を作ります。

 

デザイン重視の作品作り

使いやすさよりも、可愛さ・カッコよさを重視して作品を作ります。

何が何でも見た目重視です。そのためには材料費がかかって販売価格が多少上がっても気にしないくらい。ネット販売なら、写真映えするし画面映えします。販売相手も全国なので、印象に残った方が勝ちです。

 

モチーフ重視の作品作り

猫のモチーフのものしか作りません。カテゴリーは問わず、猫物しか作りません。

または、ブームの古墳モチーフのものしか作りません。古墳のクッション、古墳のノート、古墳のTシャツ・・・古墳命です。

ある一つのモチーフをとことん追求してこだわり愛を感じる作品作りをします。

 

色重視の作品作り

モチーフ重視を似ていますが、色を重視して作ります。

青を追及して、誰にも出せない青を作ります。誰にも思いつかなかった青の組み合わせで作ります。夏にしか売れなくても青色を使って作ります。

カテゴリーは問わず、一定の色にこだわって作ります。

 

素材重視の作品作り

コットンパールをメインに、コットンパールを必ず使い作品を作ります。コットンパールを使えば、カテゴリーは問いません。コットンパールだけでも、サイズや色は沢山あります。デザインも無限です。一つの素材に執着して作ります。

一つの素材を使うことによって、統一感が出来ます。

 

一つのカテゴリーを極める作品作り

私はイスしか作りません。椅子の曲線、座り心地を極めるまでイス以外は作りません。

木の種類によっても、触り心地、座り心地が変わるし、インテリアの雰囲気も変わる。

椅子に対しては誰にも負けないくらいの気合で作ります。

 

ジャンルを統一する作品作り

スタイリッシュ、ナチュラル、北欧、ハード・・・と様々なジャンルがあります。様々なジャンルの作品を作るより、一つのジャンルにこだわった方が、購買者に世界観を伝えやすいです。

 

ただ漠然と作るよりもこだわりのある作品を作る

 

こだわりが「オリジナリティ」となります。

 

今まで、「幅広く作品を作り、ギャラリーに並べる」と豪語して記事に書いてきましたが、これも間違いではありません。

言いたいことは、一つのスジを通すこと

何でも色んな事に手を出すより、的を絞って、追及していく方が、技術もあがり、目を惹きやすくなります。

 

カバンなら、トートバッグ、ショルダーバッグ、リュックサックなど様々なモノを作っても構いません。布のカバン、革のカバン、ビニールのカバン、素材は変わってもいいんです。

しかし、そこに家具や食べ物が混じったら違和感がありますよね。

カバンという共通点があれば、素材を変えてもOKです。また布のアクセサリー、布のカバン、布の服、と素材を統一しても共通点があるのでOKです。

統一感を持たせることで、作家自身の世界観が一目で分かり、伝えやすいく、同じ世界観の購買者に売れやすくなります。

 

4.異素材を組み合わせて作品の幅を広げる

素材って固定概念ないですか?これは絶対布を使わないとダメ!とかこれは絶対ガラスでないとダメ!とかこれは絶対毛糸でないとダメ!とか。

ダメって言葉は使わない方がいい。自分の枠を作ってしまって、それ以上超えて進んでいくことを自分でセーブしてしまうから。

あっ!と思ったり、んっ!と考えたり、そんな突然のひらめきで、面白い作品が生まれるかもしれません。

 

とことん一つの素材にこだわって作品を作るオリジナリティもあるけど、今まで使ってなかった素材を使って作品作りをすることも勉強となり、新しい作品作りが生まれます。

 

次の作品作りに異素材を挑戦する

 

考えても考えても、アイデアが出てこない時もあります。そんな時は、何もしないことが一番いいかもしれませんが、そんなことは言っていられない場合、外出して店舗に並んでいる商品を見倒します。

買い物でなくても、作品の種類やデザインや色や素材を見ていると楽しいです。

 

そんな中、ふと気が付くのが、素材の組み合わせです。頑固に一つの素材にこだわって作っていても、限界があります。色んな素材を組み合わせて遊ぶことも考えてみてはどうでしょうか?

 

素材の組み合わせの例

  • 布+革
  • 布+ビニール
  • 天然石+布
  • 木+ガラス
  • 木+革
  • 糸+ビーズ

など色んな素材を組み合わせて作ってみたら、案外良いのが出来た!ということもあります。

 

【画像】意外と可愛い!ギーク系女子注目の電子部品アクセサリー – NAVER まとめ
電子部品を使用したアクセサリーの紹介です。

 

電子部品のアクセサリーなんて、思い付かないような素材で作るのは驚きました。電子部品とアクセサリーって単語同士のつながりが遠すぎて、繋がることはありませんでした。それが繋がって、話題になりました。

 

上の素材の組み合わせの例は思いついたのを並べただけなので、他にももっともっと沢山素材の組み合わせがあります。組み合わせは無限にあります。

今まで自分が扱ってこなかった素材を使うのは、調べないといけないし、不安でしょうが、それが自分の技術を上げるため、勉強のため、知識のためなので、チャレンジしてみるのも考えてもいいですよね。

異素材の組み合わせに成功したら、必ず自分の作品のクオリティが上がっているはずです。突破口は自分で探して見つけなければ、止まってしまえば、何も生まれてきません。

 

5.行き詰ったら、人と話をしてアイデアを取り込む

ハンドメイドで作品作りをしていると、行き詰ることなんて常にあります。そんな時には、人と話ことで、色んなアイデアが生まれてきます。

 

ハンドメイドしない友人と話す

 

ハンドメイドの話をハンドメイドを知らない人と話すことある?って思ってしまうかもしれませんが、ハンドメイドの作品は生活の中で使うものです。

誰もがこんなのあったらいいのに、とかいう思いはしたことがあるので、会話の中から出てくる悩みを解決するアイテムを作るのもいいかもしれません。多くの人がそう思っていて、しかし悩みを解決するアイテムが売っていなかったら、発明品として大ヒットするかもしれません。

ちょっとしたアイデアの商品が大ヒットする可能性は十分にあります。

 

1人で考えているより、色んな人の意見を聞いて作品作りに役立てることができれば、あなたの技術も向上し、周囲の人もストレスのない生活ができます。

 

ハンドメイド友人とは情報交換になる

 

ハンドメイド作家同士で話をしていると、お互いの話が情報となり、それが交換されて、更にお互いの知識となります。

作っているものが違っていても、材料が被ることもあるし、ラッピングや手作り市、ネット販売や流行り等、情報の範囲は広く多岐に広がります。

 

話をしているだけで、お互いの情報交換となり、プラス楽しい。

日常に合う友人でなくても、手作り市でしか会わない方もいますが、会っていない時間が無かったかのように、お話出来ます。ハンドメイドの力ってスゴイ!と思います。

 

ハンドメイドに年齢制限はありません。作ることが好きな方は若い時から好きで、何年も何十年もハンドメイドを楽しんでいる方もいます。そんな方のお話は、経験がモノを言って、納得できるし、貴重な意見や情報だし、いつも感謝の気持ちで話をしています。

逆に若い方がハンドメイド初心者で、分からない事があれば、自分の分かる範囲で教えることもします。

 

ハンドメイダーの会話に必ず出てくるのはやはり売り上げのことです。インターネット販売でも「売れる」「売れない」の悩みで溢れていますが、手作り市でも悩みは同じです。

でもそんなことを言ったら、会社も売り上げを伸ばすことが大事です。ハンドメイド作家も個人経営で売り上げの悩みは尽きません。

 

売り上げを伸ばそうとしてすることは

  • 流行りに敏感になり、流行りのデザインを取り入れた作品を販売する
  • 自分の売れる作品を理解する
  • 作品の価格帯の調査
  • 在庫を確保する
  • 時間の流れ、作品の流行りの流れなど流れを把握する

これらは、一人でも集めれる情報かもしれませんが、人との会話からでも答えを見つけ出すこともできます。

会話は悩みを吐き出し、悩みを解決するために会話が膨らみ、同時に想像力も膨らみ、悩みの解決につながることも少なくありません。

人との会話は、脳を刺激し、想像力を膨らませます。ネットサーフィンをしたり、白い用紙に向かって悩み続けるよりも、より広い解決策を生み出す可能性もあります。

私も、悩んでいた時期は友人と話を試行錯誤を繰り返した時期がありました。

 

そうやって、ハンドメイド仲間が増えていき、情報交換し、自分も成長していきます。

 

6.モノ作りを教えて知識や経験を積む

ハンドメイドをしていると、自分も作ってみたい人が集まってきます。誰でもモノ作りには興味がありますが、わからない・面倒などの理由からハンドメイドをすることを疎遠します。

身近にモノ作りに詳しい人がいたら、「教えてほしい!」と思いますよね。そんな時にあなたが手を差し伸べれば、どんどんと人が集まってきます。

あなたも人に教えることでハンドメイダーとしてぐんと成長するチャンスです。

 

教えることは知識や経験が必要

 

人に教えるには、知識や経験が必要になります。そりゃそうですよね。知らない事は教えられません。

同じデザインのものしか作っていなかったら、そのデザインのものは教えられるけど、それ以外のものは教えられません。分かっていても、急な変更や要望に対処できない場合があるからです。

「教える」ということは柔軟に対処しなければならず、その場合は知識や経験でかなりの差が出ます。

 

私の場合は、生徒さんには好きなモノを作ってもらおうと教室を始めたので、革小物から鞄まで、色んなものを作ります。

以前に建築でCADをしていたこともあり、型紙作りは出来ましたので、理想のデザインのものの画像を送ってもらい、サイズを教えてもらって、そこから型紙を作りました。

作る生徒は初心者なので、元のデザインからの変更はあります。しかし、自分の好きなブランドのカバンなどのデザインで自分の好みのサイズに変更したり、自分が作るということで、変更が納得して作っていました。

反対に、作り方が難しければ、生徒自ら簡単な作り方を希望してオリジナルに作り替えることもあります。そんな突発的な変更があれば、これから作る作業や裁断の修正など大幅に作業が変わるので、経験がなければ、作り方の変更などすぐに出来ません。

勿論私も完全ではなく少々間違う事もあります。それは生徒は納得してくれています。

 

モノ作りは知識と経験で左右されます。

 

無条件で勉強する

 

私は何十年も職人をしてるわけではないし、前職は建築設計だったので、CADで型紙を作ることができ、レザークラフトも基本的な作業が出来るくらいです。

初めのうちは、型紙を作るのも難儀していました。考えて考えて作って、印刷して組みあわせて、それでも不安な時は実際に作ることもしました。

教えると言った手前、失敗は許されません。教室で道具や作業の意味を聞かれることもあるので、自分の持っている道具以外を調べたり、作業も他に方法はないか調べたりしました。

初心者用に作業を削ることもあります。あまり手寧にやり過ぎると面倒くさくなります。ここでいうレザークラフト教室は、レザークラフトの技術を学びたいのではなく、自分で作ることが目的です。技術よりも作り上げることが優先です。

道具や作業の説明も補足程度です。一つを作るだけでは終わらないので、何回か作業をしていれば作業手順は覚えます。

技術を教えるのではないけど、最低限の知識は必要になるので、自然に勉強するようになります。聞かれたことを持ちかえって調べたり、聞かれるであろう問題を前もって調べたりします。

補足程度の説明でも広く浅くの知識は必要です。偏った知識は偏ったものしか作れません。

人に教えるということは、自ら自然に勉強をするようになります。

 

技術が自然にステップアップ

 

そうやって、人に教えるために自ら勉強し、人に繰り返し教えることで自分の中で整理がつき、自然とステップアップしていきます。

ある程度自分の技術に自信が付き始めた頃に、人に教える機会があれば、積極的に教えることをオススメします。

レザークラフトは自分と向き合って作業しますが、教室では人と向き合って教えて作業します。内向的な作業と外向的な作業では大きく違ってきます。

 

教室を開くのは大変です。場所の確保、道具の準備、材料集め、生徒との会話など事務的な作業から買い出しや移動まで、全部一人で進めていくので、初めのうちはパニックなるほど忙しいです。

しかし、その一つ一つの作業が勉強になり、自分の知識と経験になります。生徒も自分でモノ作りすることで知識や経験を得て楽しい時間を過ごせます。

教室を開いてうまく進めていけば、自分も相手もプラスになります。

 

7.作品作りの辿り着くのは定番デザイン

minneやcreemaなどインターネット販売サイトでは、デザイン性の高い作品が人気だったりします。お気に入り数やトップページのオススメに表示されるのって、その作家さんのアイデアがいっぱい詰まった、誰も思いつかないようなデザインです。

 

年齢層を絞り、作品のコンセプトを研ぎ澄まし、技術の向上に努めてきましたが、結局売れるのは定番デザインの作品です。遠回りしたような、そんな気分にさせられますが、究極は古くからあるデザインに辿り着きます。

 

売れるのはデザイン性の高い作品

「誰がこんなの買うの?!」っていう作品が並んでいる時があります。そして、その作品がお気に入り数がスゴイびっくりするほどの数字だったら、さらにびっくりしますよね。

けれど、minneで選ばれるのは、そんな作品もちらほら見かけます。一時期はそんな作品が多かったですが、最近は大分と落ち着いたように思えます。これは私の主観ですが。

 

そんな風な傾向で、変わった作品、オリジナリティの高い作品が目立つ訳ですが、決してものすごく売れているとは限りません。いや、売れていてもいいんです。

そんな売れている人を羨んでいるだけでは、自分の作品が売れることもありません。

 

売れているように見せて、売り上げは「それほど」の作家さんはたくさんいます。あなたの思っている売り上げをその作家さんが得ているかなんて、誰にも分かりません。

想像だけで人を羨んでも仕方がないんです。

 

けれど、売れっ子作家さんだと信じ、目指してしまうんですよね。『よし!私も誰も思いつかないような作品を作ろう!そしたら売れる!』そう信じて、色々と変わった作品作りに励みます。

 

初心者ハンドメイダーにありがちな迷走

 

このブログでは、鞄を例にすることが多いですが、今回も鞄で説明します。

 

球体のカバンって珍しくない?!(*´ω`*)

三角のリュックにして、トライアングルリュック!(*‘∀‘)

などなど、アイデアはたくさん出てきます。これで、完成までこぎつけたら上出来です。

殆どの初心者は、鞄の型紙で悩み、組み立てで悩み、サイズで悩み、と沢山の壁にぶち当たります。その一つ一つをクリアしていければいいですが、諦めてしまうことが多いです。

初心者だから、技術や想像力や応用力が足らない。

今まで、ネットや本に掲載されていた型紙を利用するか、少しデザインやサイズを変更して作っていた程度では、新しいデザインを作る道のりは長く険しいです。

 

例えば、自分の思った通りのオリジナリティの高い鞄が完成しました。

それを売ります。

 

すぐに売れるでしょうか?

あなたが初心者で、フォロー数もまだ少なく、認知度も低ければ、すぐに売れるとは限りません。変わった鞄を販売してもすぐに売れません。

運良く、変わった鞄が発売されたと、閲覧する人が増えたとしても、使い方や使い勝手、容量など分かりにくければ、売れにくい傾向にあります。

  • どの位の量が入るのか
  • モノを入れたらどんな風になるのか
  • どんなサイズものが入るのか
  • 持った感じではどんな感じになるのか
  • モノの出し入れはしやすいか

カバンを買う時にはそれらを想像します。自分の持ち物を入れた時のことを想像して、使いやすそうなら購入します。

 

しかし。

変わったデザインのカバンはインターネット販売でのデメリットとなることもあります。

  • サイズ感
  • 質感
  • 使いやすいさ

店頭で商品を持って、購入するかどうか決めることは容易いですが、パソコンやスマホの画面で見る作品は、自分が持って使っている想像がしにくいです。

勿論、写真撮影時に小物を使いサイズ感が分かりやすいように、モデルを使って使用時の想像をしやすいようにすることも大切でやるべきことです。

それを一人で初心者がどこまで出来るかにかかってきます。

 

迷走しても経験値が上がる

 

初心者のうちは、オリジナリティの高い作品を作ろうと、様々なデザインや形やサイズで作品作りをします。それが決して悪いと言っているわけではありません。

 

むしろ、その回り道をした方が、技術や想像力が身に付き、今後のハンドメイド作家として役に立ってきます。その役に立った!と実感はわかないかもしれませんが、作品作りに生かされてることは事実です。

 

新作のデザインを考える時、作っている時、自分では分からないけど、しっかり身についているので、後悔はしてはいけません。

 

結局何が売れるって、定番デザインの作品

 

余程のセンスが無い限り、マグレでない限り、初心者の考えた変わったデザインは売れることは低いです。

 

結局何が売れるのよ?!(。-`ω-)

変わったデザインを販売開始してみて、売れなかったら諦めましょう。

 

結局初心者は、定番の形に行き着きます。

鞄なら、逆台形や長方形のトートバッグなどです。

 

そんなどこにでも売っているような形なら、どこでも買えるから売れないわ!<(`^´)>

しかし、定番の形は、購買者にとって、使い勝手やサイズが想像しやすく、とても買いやすいことも事実です。

定番の形といっても、デザインは沢山あります。

  • サイズ
  • ポケットが付いている
  • 素材の組み合わせ
  • 色の組み合わせ

サイズは自由です。逆台形でも縦長や横長、正方形とパターンがいくつかあります。大きさが違えばそれも一つの作品となります。サイズはさらに高さ横幅、マチと変えるだけで、使うシーンや入れるものも違ってくるので重要です。

また、素材や色の組み合わせで、作家独自の雰囲気を作り出すこともできます。

一つ一つの項目を自分で決めて、あとは使い勝手を想像して、ポケットを増やしたり、仕切りを増やしてと、少しずつのオリジナリティを付け加えて、一つの作品を完成させましょう。

 

私もハンドメイドを始めて、まだ売る前の話ですが、自分で考えて色々と作りました。どれもやはり使い勝手が悪かったり、サイズが小さすぎたりして、ボツになりました。

ハンドメイド販売を始めてからも、売り上げを上げようと、人とは違う作品を作ろうと躍起になって色々と作りました。初めの数個は売れるんですが、継続して売れることはありません。

定番の形は、数年変わらず売れ続けています。それらが今私の作品の定番としてショップに並んでいます。センスが低ければ、定番を作り、売っていく方法もあります。

 

売れている作家さんの大半は何年もハンドメイド歴のある方たちです。販売歴は短くても、ハンドメイドで作っている年数はそれなりにあります。

そんな方たちはハンドメイド歴の分だけ試行錯誤して製作しています。その積み重ねで、オリジナリティを確保してきています。初めからものすごくセンスが良いのは一部です。

 

ハンドメイドが好きなら継続出来ます。継続出来たら、自分の世界を作っていくこともできます。

 

まとめ

ハンドメイドは悩み続けるのが仕事です。新しい作品を生み出すにはまず悩みます。

悩まなければ新しい良い作品は生まれてきません。

 

作品作りは幾つも作り、何度も悩み、研ぎ済まれて生まれた作品は売れます。自分の想像力のまま作品作りを続けて下さい。

 

次読む記事 ハンドメイドの作品名の付け方のコツと注意すること

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