ハンドメイド販売での価格の付け方の4ヶのコツ

ハンドメイド

ハンドメイド販売で結構悩むのが、「販売価格」。

 

高くして売れなかったらどうしよう。

安くして売れても利益が少ない。

 

こんなに悩むのは、他に売っている作品の価格がバラバラだから。これもハンドメイドの世界のグレーソーンとなっています。

 

今日はハンドメイドでの販売での価格の付け方のコツのお話です。

 

*この記事は2018年5月12日に加筆修正しました。

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ハンドメイド作品の価格は個人が決める

あってないような価格設定。

 

利益を求めない人は最低価格で売っていたりします。これって本気でハンドメイドしている、商売している人からしたらかなりの大迷惑で嫌な作家です。

 

だいたいこの低価格に設定している人は、

  1. 主婦なので生活に困らない人
  2. 趣味で作っているから利益を求めていない人
  3. 自分の作品に自信がなく価格を付けることが出来ない人
  4. 売れないからどんどんどんどん価格を下げて最低価格になって悪循環にハマっている人
  5. 周りの作品の価格に惑わされて価格設定している人

などです。

 

「1.主婦なので生活に困らない人」や「2.趣味で作っているから利益を求めない人」は、ハンドメイドで生計を立てたくて頑張っている人、商売にしたい人からしたら、やめてくれ!と思ってしまいますが、事情はそれぞれなので怒っても仕方ないですよね。ここらへんの作家さんって、プロフィール読んでいると分かります。

 

子育てしながら~、合間を見つけて作ってます~(*^-^*)

とか

 

作るのが好きで~作ってます~(*^-^*)

とか、プロフィールやショップ紹介に書いて価格が数百円に設定しているんですよね。

 

 

売上上がらねー!でも家建てるくらい儲けてやるんだから!!

と心の奥底で思っている私からしたら、腹立つ。まあ私が熱すぎるから、子育ての合間に~とかいう人は分かり合えないと思います。わざわざ、「子育ての合間に~」って言う必要性はないですからね。

 

「3.自分の作品に自信がなく価格を付けることが出来ない人」は、多分・・・自信が付いたら価格を上げるかな。

 

「4.売れないからどんどんどんどん価格を下げて最低価格になって悪循環にハマっている人」は、哀れですよね。

売れない理由はたくさんあります。

まずは、誰でも作れる作品なこと、それ故競争率が激しくて、写真撮るのも下手だから売れない。そんな流れに乗っていると思います。

その流れから脱却するには、たくさんのいろんな勉強が必要です。

まずはデザインの勉強、オリジナリティを出す、写真撮影の勉強。

この「4.売れないからどんどんどんどん価格を下げて最低価格になって悪循環にハマっている人」に当てはまる人って、これから伸びしろがあるから、続けれる根気があれば成長できハンドメイドを楽しむことが出来るかもしれません。

 

「5.周りの作品の価格に惑わされて価格設定している人」は、うん、損してますね。買う側からしたら、いいカモです。技術はあるのに、販売が下手な人は、買う側からしたらお買い得の作家さんで、見つけたら速攻フォローです。売る側の立場だったら、かなり損しているけど、本人が満足ならそれでいいかな。

 

ハンドメイドの世界は作家さんが価格を決めるので、その作品に見合った価格になっているかは、グレーゾーンです。

買って、届くまで作品を見れないから、買う側はある意味バクチですよね。

 

売る気のない人の特徴

 

利益を求めない作家さんって、多分売り上げは少ない。

 

だって、ギャラリーやショップを見ていると、気迫を感じないから。

 

作品を適当に携帯で撮った写真で、加工して販売しています。この加工って曲者です。

今の時代は画像加工が簡単に行えます。実物を撮っても、質感や色を変えることは容易です。周りにキラキラ入れたり、レース入れたり、文字入れも簡単に出来ます。

 

けど、そんな画像は信用できませんよね?

 

たくさんの人がスマホを持ってて自分の写真を加工出来ますから、その作品の画像が加工されていることはすぐに分かります。誤魔化せないってことです。

ハンドメイド販売サイトで買う人ってスマホ率は高いです。一々パソコンを起動してお買い物する人って少なくなってきていると思います。

 

それから、作品の説明が少ない。圧倒的に文字が少ない。

ひどいのは素材すら書いていません。画像見たらわかることも多いけど、素人が撮った写真で素材を見分けるのって大変ですよ。

サイズも書いてない、色も書いてない。

 

へったくそな暗い写真じゃ、ガラスかスワロフスキーかすらわからんよ!(。-`ω-)

 

そんな適当に作られた作品のページの作品は適当に作られていると思う。

と買う側からしたら思う訳で。

 

自分で価値を上げる

 

画像見ればわかることも、説明で書いておくことも重要です。そして、これはこういう使い方、こういう合わせ方はどうですか?と一言でも書いていれば印象は変わります。

  • 素材
  • サイズ

最低でもこれだけは説明に入れましょう。そして、

  • 自分がどういう思いでデザインしたか
  • どんな使い方をしたらいいか
  • どんなコーディネイトが合うか

ここらへも入れれば、minneの作品説明文の文字数を超えることもあります。

私は説明を入れすぎて、NGになったことがあります。文字がそれ以上打てないの。最近は逆に減らすように心がけています。

そのくらい、作品に対する説明が出来なければ、買う側にも熱意が伝わらないし、「欲しい」と思いません。

 

たくさんの作家さんが作品をUPしています。たくさん色んな作品を見て下さい。たくさん色んな作家さんのページを見て下さい。

売れっ子作家さんは、丁寧に説明書いていませんか?分かりやすく画像もキレイ。

 

反対に、フォローが少ない作家さんを見てみると、画像が暗かったり、説明不足だったりしませんか?

 

悪い例を真似するんでなく、手を抜きたい気持ちはありますが、売れている作家さんのマネをしましょう。

 

売れている作家は価格は強気

 

売れている作家は販売価格をきちんと考えてつけています。むやみに安くつけていません。

 

このイヤリング安っ!!Σ(・ω・ノ)ノ!

そう思ったなら、作家さんの罠にハマっています。

 

どうして「安い!」って思いました?

  • 見た目?
  • 種類の多さ?
  • 作れなさそうなデザイン?
  • 可愛いデザイン?
  • 素材?

まずは自分の作れないものに対しては、価格の相場が分かりません。

そして、デザインがすごく手間の掛かってそうなものなら猶更です。

 

職人のように手馴れている、材料を大量購入するので費用を抑えられるなどの理由から、価格を抑えられるのかもしれません。しかし、きちんと利益を見込んでの価格をつけていますので、やはりデザイン性が価格を付ける判断となります。

 

作家さんオリジナルのデザイン性 > 市販の大量生産

 

冷静に考えたら、必ず作家さんのオリジナルデザインが販売価格を安くを思わせています。

 

販売価格の付け方

ハンドメイドは個人経営しているショップです。

面倒でもきちんと計算していかなければ、どんぶり勘定では後で赤字になって損をするかもしれません。それではこれからハンドメイドを続けていくことはできません。

必ず計算するクセをつけていきましょう

 

原材料費 + 交通費(送料) + 梱包費 = 原価

 

計算して出た金額が原価となります。けっして原材料費が原価ではありません。

それから、基本的に3倍以上の価格をつけます。基本的にと言ったのは、まだまだ検証するからです。

 

自分の作った作品に似た商品を探します。これはお店でもインターネットでもどこでもいいです。そして、価格をチェックします。

 

自分がつけた販売価格と売っている商品の価格はどうですか?

 

同じくらい?

自分の作品が高い?

それとも安い?

 

同じくらいならそのまま販売してもいいです。デザインにより、価格を多少上下させてもいいですね。

自分の作品の価格が高い場合は、少々考えなければいけません。全く同じデザインということはないので、素材やサイズなどを考慮して価格を下げます。売っている商品より材料の質が良ければ、価格も変えずにいってもいいでしょう。

自分の作品の価格が低い場合は、デザイン、材料など考えて、価格を上げてもいいですね。利益は多い方がいいです。これは自分の材料集めが上手だということです。材料を安く仕入れて、適正価格で売ることは商売の基本です。

 

価格を付ける前にデザインを上げよ

 

価格の付け方の話をした後に言う事ではないですが、価格を付ける前にまずはデザイン性を上げましょう。

 

こんなに手が込んでいるのにこの価格?!(; ・`д・´)

そう思わせて、高く売るのが理想です。

 

この材料高いのにこの価格?!(; ・`д・´)

そう思わせるのも戦略です。

まずあなたが「安い!」と思った気持ちと作品を検証して下さい。

 

なぜ安い!と思ったのか。

 

面倒くさい作業工程のあるデザインだったり、高い素材を使っていたり。

でもこの価格で出来るの?と思ったはずです。

利益度外視で価格を付けている素人の作品や適当に価格を付けている作品は除いて下さいね。見るのは、人気作家さんやプロ並みの作品を作っている方を見て下さい。

 

そんな心を動きを相手にさせたら、売れる作品になります。

売れる作品はデザインが第一です。

 

ハンドメイドはずっと勉強、ひたすら勉強

ハンドメイドに限らず、何でも死ぬまで勉強ですからね。勉強はイヤだと言ってしない理由にはなりません。

 

どこかにパートへ働きに行っても、そこで仕事を覚えるのですから勉強です。ならばやりたいハンドメイドを勉強することは容易いことです。

ちょっとの手間を惜しむようではハンドメイド(手作り)は出来ません。

 

少しずつクリアしていけばいいんです。

 

価格を付ける前に原価計算。

原価計算する前にデザイン力。

デザイン力の前に観察力。

 

周りに惑わされずに、自分の道を進むだけです。

 

コツ1.ハンドメイドの素材集めの注意点

大まかに価格の付け方を書きましたが、ここから詳しく説明していきましょう。

価格を付けるには原価から見ていかなけれまいけません。原価とは材料費や雑費です。この章では材料費を説明します。

 

材料の原価を抑えること

 

今まで個人で好きなモノを好きなだけ作るのならば、そこらの手芸やさんで材料を買って作るには良いですが、ハンドメイドで作って売っていくとなれば、個人経営として考えなければいけません。

 

個人経営って大げさすぎない?(;・∀・)

そう思われる方は大勢いますよね。

 

個人で作るにも、売るにも材料費を抑えることは大事です。

出来るだけ安くモノを作る!が誰もが目標とすることじゃないですか?そして友人に作って上げる時でも、出来るだけ材料費を抑えて作りますよね。

 

「ハンドメイドで売る」ならなおさら材料費を抑えて、販売価格もお手頃にして、売りやすくすることが求められます。

販売価格はお手頃にしなくてもいいですが、技術的に未熟な場合や、価格競争が厳しい場合販売価格をどうしても下げなければいけない時など、余裕を持つために原価を出来るだけ抑えなければいけません。

 

原価を抑える → 利益もUP↑!

 

これが理想です。

 

価格競争が激しいために、販売価格を下げて、利益が殆どない・・・(ノД`)・゜・。なんてことはハンドメイドで販売する意味がありません。

 

私、商売するためにハンドメイドしてるんじゃないの。ただ作っているものを見てもらいたいだけなの(^^♪

 

お花畑の中をスキップしているハンドメイド作家さんは、こういう方がたまに居ます。

 

ならハンドメイドサイトに登録するな。売るな。

 

自分の作ったものを見てもらいたかったら、自分でサイト作って公開して下さい。売るつもりがないのにハンドメイド販売サイトに登録してるって、矛盾してないですか?

 

話はズレましたが、お花畑のハンドメイド作家さんは相手にしない方が良いです。

こういうのに限ってちゃっかり売っていますから。そしてちゃっかり利益ウハウハで価格をつけていますから。

 

ほとんどのハンドメイド作家さんは女性が多く、主婦も多いです。

そうすると、主婦のこだわり、「お金をあまり掛けない」というスタンスを持っている方が多いので、きちんとしていると思います。

 

ハンドメイドの材料は買う量を減らすこと

 

原価を抑えるためには安く売っている店を探さなければいけません。手芸やさんでもピンキリであります。個人店からチェーン店、卸店など様々です。

その中から安いお店を探してください。同じ部材や材料で、お店によって価格が変わってきます。

 

ここで注意が必要なのが、お店によって、「バラ売り」「セット売り」かがありますが、初心者の頃は「セット売り」を買わない事です。

 

例えば、「ファスナー20cm 20本セット」と「1本売り」よりもセット売りの方が1本につき原価が安くなる時があります。

 

ファスナー20cm 20本セット 1000円

 

ファスナー20cm 1本 100円

 

お店では、セット売りと1本売りがあります。20本セットだと1本単価が50円ですが、1本売りだと100円で、その差が倍もあります。

これは勿論20本セット買う方がお得でしょう!そう思って、まとめ買いしていた頃が私にもありました(苦笑)。

 

どうしても原価を抑えたくて、単価が安くなる方を選んで仕入れてましたが、初心者の頃は、数を作ることが出来ないし、売れない。

 

そして売れないから、材料が余る。

 

悪循環です。

潔く、1本だけ、3本だけと数を抑えて仕入れた方が、良いです。初心者の頃に買った材料が数年経った今も在庫として残っているものがたくさんあります。

売れ始めて、材料が無くなるのが早い、足りなくなるのが早い!そう思い始めたらセット買いすることをオススメします。

 

ハンドメイド材料の仕入れるお店を探すこと、選ぶこと

 

個人店、大手チェーン店の手芸やさんでは少量売りしています。趣味でハンドメイドしている方向けですね。少しずつ沢山の種類が欲しい場合は、少し割高になりますが、材料を余らすことが無いのでオススメです。

 

卸店、問屋さんでは、業者やお店に卸すことを前提として販売しているので、セット売りが殆どです。初心者や趣味の方が買うにはハードルが高いです。

 

「10ヶ入り」や「100ヶ入り」、「50m」「100m」なんてザラにあります。

洋裁で鞄に使う金具や、ヒモ類など、趣味で作るには多すぎる量です。いくら安いと言っても使い切ることが出来ないなら買わない方が、材料費は抑えられます。

 

その内すごく売れるかもしれないし。その内すごく作るかもしれないし(*^-^*)

それは、あなたの希望であって、現実はうまくいきません。売れることは想定しないでください。作ることはいいことですが、同じデザインをいくつも作っても、売れていない時点で、無駄です。

 

売れてから、材料を買いに行くのも遅くはありません。

何度でも言います。

問屋さんでテンションの上がった私はまとめ買いして、数年経った今でも大量に残っている材料があります。不良在庫です。

こうならないためにも、初心者のうちは、数個ずつ、数本ずつ買って、作って、在庫が無くなれば売る・・・というサイクルで十分やっていけます。

 

初心者のうちは、数個買いがオススメ。卸店、問屋さんは控えること!!

 

コツ2.ハンドメイドで材料費以外に掛かる費用をチェック

ハンドメイドは、材料費だけで済みません。材料費外にも様々な雑費があります。

この章ではその雑費を洗い出して、どれだけ経費が掛かっているか見てみましょう。

 

ハンドメイドはきちんと掛かった費用を確認しておく

100円くらいだし・・・

兼用しているし、少しだけだし・・・

なんて思って、販売価格に反映させておかなければ、後から計算したら「赤字」だったなんてことになります。

 

確定申告するほどでもないし、「経費」なんて大げさ(;・∀・)

いえいえ。「確定申告」も大事ですが、それ以前のお話です。

 

「作品を売る → 価格を決める → かかった材料費を計算する」

 

ちゃんと計算してるよ!電車代+材料費でしょ?(*^-^*)

いえいえ。もう少し必要です。インターネット販売、委託販売、手作り市など、色々な販売方法を紹介しましたが、売る方法によっても雑費が違ってきます。

作品自体の材料費だけでなく、その他の細かい雑費も販売価格に反映させるために、雑費をそれぞれ見てみましょう。

 

インターネットで販売する時の雑費

 

インターネット販売が一番雑費が掛かります。

  • 納品書
  • プリンターインク
  • 封筒
  • 梱包箱
  • セロテープ・ガムテープ
  • 送料(差額が発生した場合)
  • ラッピング
  • OPP袋
  • プチプチ
  • 名刺や取り扱い説明書や商品台紙など
  • ディスプレイ・機材
  • カメラ

人によっては他にも色々増えてきます。

 

細かすぎない・・・?(; ・`д・´)

しかし、ハンドメイドで使う材料、雑貨、消耗品は計算に入れなければ、最終的に販売価格より出費が上回ってしまった!となれば、マイナスとなり、一生懸命作って売った苦労の報酬が無くなってしまいます。

 

納品書」は作品を発送する時に入れます。入れないで送っている方もいますが、納品書は同封した方が良いです。インターネット販売サイトでは納品書が発行できる機能が機能が追加されています。これは納品書を発行している人が多い、納品書を同封するのは基本だということです。もしあなたが、買い物をして、納品書が入っているのと入っていないのとでは印象はどうですか?納品書が入っていればきっちりしている所だ、と安心します。納品書が入ってなくて商品だけ送られてきたら、適当な人(会社)なんだなと思いませんか?私はそう思ってしまい、次から注文するか躊躇します。納品書を入れることで印象はかなり変わってきます。

 

プリンターインク」は納品書を発行する時に必要です。初心者で注文も1か月に数件程度だと雀の涙ほどでしょうが、これから毎日数件数十件の注文が来るようになれば、プリンターインクはどんどん無くなってきます。きちんと雑費に入れておくクセをつけておきましょう。

 

封筒」はインターネット販売で売れた場合は、郵便局で発送する場合などに必要になってきます。作品が大きく、箱で送る場合は「梱包箱」となります。これらは、売る作品の大きさにより、郵送料金、宅配料金が変わってきますので、安い料金で設定する方が良心的です。

 

セロテープ・ガムテープ」は梱包する時に必要となってきます。これらも出荷数が多くなれなるほど掛かってくるので、雑費に入れます。

 

送料」は販売サイトで設定します。販売登録時にきちんと重さや大きさを測って、正確な料金を出せればいいのですが、間違ってしまう時もあります。その時の足らない誤差は、間違ってしまった販売者の負担になります。多めに設定しておけばいいと思いますが、送料が高くなるとお客さんからの印象は悪くなります。少なければクレームはありませんが、多ければクレームの元となりかねません。

 

ラッピング」はお客さんの希望で準備をしなければいけない時もあります。ラッピングの有無を選択できますが、非対応としていても希望するお客さんはいます。その時は丁寧にお断りするか、準備をしてあげます。勿論ラッピング代として設定して料金を貰うことも可能ですし、無料対応している作家さんもいます。

 

OPP袋」は商品を裸のままで送るわけにもいかないので、透明の袋に包装します。基本的に全ての作品に入れることになるので、OPP袋代は必要になります。

 

プチプチ」は商品を送る時に傷まないように包んで発送します。布で柔らかくても、封筒や箱が破損した場合に備えて包んでおくと安心です。作品到着時にきちんと梱包されていれば、丁寧に扱ってくれていると印象が多いです。

 

名刺や取扱説明書や商品台紙」は発送する時に納品書と共に同封します。作品により取り扱いの注意があれば必ず同封し注意を促してください。商品台紙はOPP袋にいれますが、商品を引き立たせるため、折れ曲がり防止などで作品の背景に入れます。商品台紙は入れるのと入れないとでは見た目はかなり違ってきます、入れた方が商品の価値が上がる場合もあります。

 

ディスプレイ・機材・カメラ」は写真撮影時に必要なものです。毎回買い変えるものではないので、初めに揃えておけばずっと使えます。しかし、これらも費用が掛かっているので雑費としてきちんと計算して下さい。

 

人によって、販売するものによって、上記以外にも様々な雑費が出てきます。それらをきちんと計算に入れておきましょう。小さな雑費としても積み重なれば大きくなってきます。

何度も言いますが、ハンドメイドといっても、個人経営だということを頭に入れて、収入・支出を計算しなければ赤字になってしまっては、続けることも行き詰ってしまいます。

 

ハンドメイドの委託販売店・レンタルボックスに卸す時の雑費

 

委託販売店に作品を卸す時も下準備が必要で、雑費が掛かってきます。

  • 納品書
  • プリンターインク
  • 値札
  • 納品時の送料又は移動費

 

納品書」は必ず卸す作品と一緒に添付します。「日付」「品番」「作品名」「数量」「販売価格」「その他」を明記します。お店により振込先なども明記します。いつに何をどれだけ卸したかは後々の集計により必要になってくるからです。お店での売り上げ計算時、自分で何が売れたかを確認するためと、色々な状況で必要になるので、納品書はきっちり記入しましょう。

 

プリンターインク」は納品書をは発行する時に必要です。

 

値札」は卸す作品全てに付けます。お店で売り上げの集計する時に必要です。

 

納品時の送料又は移動費」は委託販売店が遠い場合は発送し、近い場合は電車賃や車のガソリン代などの移動に必要な経費です。これらも、原価に入れて販売価格に反映させます。

 

インターネット販売よりも項目が少なく雑費が掛かってないようにみえますが、毎月の作業で必要な雑費ですので、積もればかなりの金額になってきます。

 

そして、委託販売の場合、一度卸せば終わりではありません。毎月納品しますが、毎月売れるわけではありません。売れない作品があれば、返品し、新しい作品を卸します。

最悪の場合、一つも売れないので、売れないデザインは全て返品し、新しく入れ替えますが、毎月となると、かなり作業が増えます。新しく作品を作らなければいけないし、返品された作品はどうするか悩みます。この返品納品作業は精神的にしんどくなってきます。

決して卸した作品全てが売り上げにならないことを理解しておかなければいけません。

 

ハンドメイドの手作り市に出店する時の雑費

 

手作り市は1日又は数日開かれるイベントです。

  • 出店料
  • 駐車料金
  • 釣り銭
  • 手提げのビニール袋
  • 値札
  • テント・テーブル・棚・敷物等の機材
  • 昼食飲み物代

 

出店料」は申し込み時や手作り市までに支払い、又は当日支払いなど主催者により異なります。地域やスペースの広さによって料金は変わってきます。

 

駐車料金」は、出店料に含まれる場合もあります。テーブルや棚などの機材と作品を持っていくために車は必須です。手作り市の会場に行くまでの高速代なども必要になる場合もあります。

 

釣り銭」は必ず必要です。清算はすべて各参加者がします。釣り銭が切れないように、十分の持っていますので、ある程度のまとまった金額になってきます。

 

値札」は、売る作品すべてに付ける方が良いです。手作り市が終わった後の売り上げの集計時に計算がしやすいことと、何が売れたか確認するためです。何が売れたかは必ずチェックして下さい。

 

テント・テーブル・棚・敷物等の機材」はディスプレイの仕方により量や金額は変わってきます。屋外での販売時に急に天候が悪くなった時に備えてテントがあれば便利です。周囲に木々があったら作品を汚さないためにテントを張るなど、状況によりかなり重宝します。

フリーマーケットのようにブルーシートを敷いて作品を直置きにすることはしないでください。作品の価値を落としてしまいます。

必ずテーブルにクロスなど敷いてディスプレイして下さい。売れ行きも違ってきます。

 

昼食・飲み物代」手作り市は早朝から準備し夕方に片付けと1日その場に居ます。食事や飲み物は必要になります。

 

コツ3.ハンドメイドをとことん数値化してみる

売上や材料費、雑費など計算してきましたが、ただ漠然と計算するだけはいけません。売り上げを達成するためには、違う角度からの計算をして客観的にみる必要もあります。

計算して、明確に見えてくることもあります。

 

そして、心が折れるかもしれません。けれど、その数字が目標となることもあります。

はっきりとした数字を出すことで、今の自分の立ち位置とこれから進むべきやるべきことが見えてくるなら、心が折れても計算すべきです。

 

売り上げ金額を5万円に設定した場合を分析する

 

売り上げ金額をまずは5万円に設定します。収入としては今回は置いておきます。

単価300円 × 販売数167ヶ = 50,100円

単価500円 × 販売数100ヶ = 50,000円

単価1,000円 × 販売数50ヶ = 50,000円

単価1,500円 × 販売数34ヶ = 51,000円

単価3,000円 × 販売数17ヶ = 51,000円

 

minneでは最低販売価格は300円です。

creemaでは最低販売価格は500円です。

 

300~500円の価格帯で安ければ沢山売れると思い安くしがちですが、50,000円の売り上げを上げるためには100ヶ以上を売らなければいけません。初心者にはこの数字は達成することは難しいです。

1,500~3,000円の価格帯だと販売数はぐんと少なく済みます。17ヶ~35ヶほどを売ることを考えると、現実味が帯びてきますね。

 

自分の販売している作品の価格帯はどの金額が一番多いですか?それを目安にして、販売数を出すと、1か月に50,000円の売り上げが欲しい時にはいくつ販売したら届きますか?

 

以前の記事でも書きましたが、自分が欲しい売り上げ金額の目標を持ち、その金額に対して、どのくらいの販売価格でどのくらいの数が売れたら、目標金額に達成できるのかは、漠然としていても考えておかなければいけません。

目標の売り上げに届かなかったら、作品数を増やす、在庫数を増やす、新作を出す、素材を変えて単価を上げる、など対策を取っていきます。

 

売り上げ金額 = 販売価格 × 販売数

上記の式を常に頭に入れて、製作していかなければいけません。

さらに、売り上げではなくて、収入金額なら、さらに販売数を増やさなければいけません。

収入金額は、利益とみます。そうすると、材料費・販売手数料・雑費などを差し引いての金額ですから、その分を含んで売り上げを設定しましょう。

 

自分の作品の在庫数を在庫金額を確認する

 

在庫の金額を確認しましょう。

もしあなたが売り上げ金額が10万円を目指していて、在庫金額が10万円もなければ、当然売り上げ10万円を達成することが出来ません。

販売価格300円×在庫数10ヶ = 3,000円

販売価格800円×在庫数30ヶ = 24,000円

販売価格1000円×在庫数10ヶ = 10,000円      合計37,000円

売り上げ目標金額は10万円なのに、在庫数は37,000円しかありません。これでは到底目標金額に届かないのは当たり前です。

この場合は800円の価格帯の作品が売れ筋のようです。在庫数を一番増やしていますから。

もし1000円の作品がよく売れるようなら、800円の作品の在庫を増やすより、1000円の作品の在庫を増やすことを第一に考え、製作を急ぎましょう。

売り上げ目標金額が10万円なら、在庫金額はその倍の20万円を確保出来るように製作します。その月に売れなくても、数か月で売れていくことが分かれば、在庫金額を30万円に増やしてもいいでしょう。

売り上げが10万円を目標としているなら、10万円分の在庫を作ればいいわけではありません。全てを売り切ることは不可能ですから、在庫を目標金額以上に増やしましょう。

 

売り上げ金額から材料費や雑費を計上する

 

ハンドメイドでは個人事業主で、小さな会社を切り盛りしていると考えるように言ってきました。

月末に振り込まれる振込金額は、翌月の作品の材料費や売れた作品の雑費や送料を賄わなければいけません。基本的にハンドメイドのお金はハンドメイドで稼いだお金でやりくりします。

 

例えば5万円の売り上げで計算してみます。

5万円売り上げ - 販売手数料5000円 - 次月の材料費2万円 - 次月の送料1万円 = 使えるお金15000円

売り上げ金額はそのまま全額使えません。翌月の必要な経費を差し引いた金額が、自由に使えるお金です。

毎月5万円の売り上げに対して材料費が2万円もかかるのは掛かり過ぎですが、例えの計算なのでご了承下さい。

 

もし、5万円の売り上げではなく、5万円の収入が欲しければ、

収入金額5万円 = 9万円売り上げ - 販売手数料9000円 - 材料費2万円 - 送料1万円

となり、売り上げ目標金額の設定は約9万円になります。恐らく9万円の売り上げですと、材料費も送料も掛かる金額が増えます。そうなると、10万円の売り上げが必要と考えた方が良いでしょう。

 

ここで、売り上げ金額を5万円に設定した場合に戻ります↑

単純に計算して、収入金額5万円だと、売り上げ金額は10万円で、販売価格か製作数、販売数を2倍にします。見たくない数字になると思います。販売価格を300円に設定している場合は、もう売り上げを目指そうと頑張っても届きません。

むやみやたらに販売価格を下げてしまうと、売り上げ達成出来ません。自分の希望する金額を考えて、販売価格をつけなければいけないことが良く分かります。

 

販売数と製作数と売り上げを確認する

 

1か月でどのくらい売れていますか?

10点?

30点?

100点?

 

そして、売り上げはどのくらいありますか?

1万円?

3万円?

5万円?

 

売り上げを達成するにはある一定の壁があると言われています。

まずは1万円。

ハンドメイド販売を始めたばかりだと、この数字は遠く難しいです。ただコツを掴むと軽く達成できる数字です。適正な販売価格を付けて、作品の種類を増やしていけば、簡単に達成できるはずです。

私は1万円を達成した時は作品数は100ヶほど登録していました。

まだまだminneがサイトを開始して1年ほどで登録会員数も作家登録数も少なかった時期ですし、私自身の技術も低く、作品も小さな安いモノばかりだったので、作品数が多くなければ売れなかったのだと思います。

少し経つと、鞄を作り販売を始めたので一つ売れるだけで数万円になりました。

 

次は3万円の壁です。

こちらは単価が1,000~3,000円ほどの作品が売れるのが主流になってくると簡単に達成できます。1,000円以下の作品を売っていると、売れ筋が無い限り難しくなります。

この売り上げの頃には、売れる定番作品を売っていかなければいけません。単発の作品ばかり売っていると人気作家でなければ、デザインのネタが切れたり、売れなかったりと波があります。

 

5万円の売り上げを達成するには、売れ筋作品は定番化し売っていきますが、効率化を図らなければ、次の売り上げに到達するのが難しくなります。

売れる作品は売り切れにならないように在庫を確保しなければいけません。

5万円を超える作家なら、すでに原価計算、在庫管理は出来なければ次の10万円の売り上げのステップに進むのに苦労します。

 

これらを踏まえて、現在の販売数と売り上げを比較します。

 

販売数30点・売り上げ10,000円とすると・・・

販売単価の平均は330円ほどになります。これは安いですね。30点作る労力と売り上げが見合っていません。売れている主流の作品も300円ほどが多いはずです。

単価を上げて、製作数を減らしての10,000円の売り上げにしなければいけません。作ってばかりで売り上げが少ないとモチベーションが上がらず、ハンドメイドも続きません。

 

販売数10点・売り上げ50,000円とすると・・・

販売単価の平均は5,000円となります。効率がいいですが、もっと売り上げを上げれる要素があります。製作の限界数でなければ、作れば売れるので、売り上げも見込めます。

もし10点が製作の限界であれば、製作過程や製作時間の効率を考え直し製作数を増やしましょう。

 

現在の販売数と売り上げから、これからの方向性を考えることをしましょう。おそらくこのブログを読んでいるということは、売り上げに悩んでいる方のはずです。

 

自分の製作の限界数はあります。

効率良くといっても、いつも上手くいくはずもありませんし、予想外の予定が入ることもあります。その具合を考えて、製作や売り上げを見ていかなければいけません。

 

売り上げと材料費と雑費と人件費を考える

 

販売価格500円の作品があります。

材料費150円、梱包代100円とします。利益は250円となります。

これは大まかに計上していますが、これは掛かり過ぎです。この500円で販売している作品一つ作るのに、どのくらいの時間が掛かっていますか?

製作に1時間かかったとします。

利益250円が人件費になります。あなたの時給は250円です。それに、発送するために、梱包し、郵便局や宅配業者の支店まで持っていく時間もあります。

さらに1時間が追加されて合計2時間とします。あなたの時給は125円/1時間となります。

 

はっきり言って、ハンドメイドって儲かりません

 

一つずつ作って、一つずつ発送するわけではないので、単純計算しただけですが、1時間125円ではやってられません。

ブログでもそんな似た感じの時間給になりますが、こちらはブログの記事量が増えれば売り上げが24時間見込めるので、決して同じではありません。

ハンドメイドは作った分だけの売り上げです。ブログのように積もっていって売り上げが上がりません。

 

しかし、毎月100万円、400万円と稼いでいる作家さんがいることも事実です。事実ですが、簡単に稼がせてくれません。ある意味ブログより稼ぎにくいです。

 

ハンドメイドって好きじゃないと出来ない作業です。稼ぐためにハンドメイドは出来ません。一部の方はセンスが良く、ものすごく売れます。

けれど大半が売れずにくすぶっています。

 

人件費は考えたくないけど、売り上げから計算して、目標へのモチベーションに変えていきましょう。

 

コツ4.ハンドメイドの売れる価格帯と買いやすい価格帯を知る

これまで販売価格は高い方いい!と言ってきましたが、価格を上げ過ぎると売れないことも多々あります。

それでは、どうしたらいいのでしょう。

「よく売れる価格」と「買いやすい価格」があるのは知っていますか?同じ意味なんですけどね(笑)『買いやすいから良く売れる』と言い換えてもいいですね。

そして、『買いやすいから良く売れる』のは『売りやすい価格』とも言えます。

 

お試しの買いやすい価格

どんな作品を売っていますか?

 

バッグや家具など大物ばかり売っていませんか?

小物は売っていますか?

 

 

小さいものは手間が掛かる割に単価が低いです。物を作り出すことは時間が掛かるので、ちまちまと小物ばかり製作していられないのも分かります。売れても、発送準備も手間ですよね。

 

けれど、単価低いモノは購買者からすると、気軽に購入しやすく、お試し購入になります。

作品の良し悪しから、対応まで購買者はチェックします。

 

まず、インターネット販売は顔が見えない分、信用がありません。

その信用を得るために、購買者は小物を購入する場合があります。

実物も見れない、どんな人が作っているかわからない状態で、数万もするものを購入する勇気のある方は稀です。いることはいますが、少ないです(^^;)

小物を買って、満足のいくものであれば、次は沢山購入する、単価の高いものを安心して購入する確率が高くなります。

 

なら、お試しで購入しやすい価格はいくらでしょうか?

私の経験ですが、購入しやすい価格は~1000円ほどです。送料込みで1000円に収まるのであれば更に買いやすいです。

これは、もし失敗しても諦められる捨て銭の出来る金額です。

 

それ以上の金額になると、

 

失敗した( ;∀;)

画像に騙された。悔しい(。-`ω-)

そんな気持ちがフツフツを沸いてきます。

これはインターネットサイトでの販売で、手作り市などですと実物を見れる分、購入金額はぐんと上がってきます。画像でしかアピールできないインターネット販売では、大きなデメリットです。

 

「売りやすい」への作戦

「売れない(ノД`)・゜・。」と嘆いている方は、この1000円までで購入できる作品はありますか?

1点だけだと、その作品を必要としない購入者には見向きもされないので、いくつかは1000円以下の作品を販売してみるのもいいでしょう。

ではどんな作品がいいのでしょうか。

 

1.誰でも使える定番

作品は、誰でも使えるものがいいですね。製作しているジャンルにもよりますが、老若男女が使える小物だと、購入者の幅が広がります。

例えば女性だけ、男性だけと制限してしまうと、それだけで、購入者の数が半分に減ってしまいます。

年齢や性別が関係のない作品だと、購入者全員が対象となるので、ギャラリーやサイトを見てくれる全員がお客さんとなります。

 

2.プレゼントにしやすい手軽な作品

大量生産されたものより、温もりのあるハンドメイド作品をプレゼントしたいと思う方が結構多いです。

私の作品を購入してくれる方は、旦那さんに、息子さんに、友人にとプレゼントされる率が高いように思います。革ということもあると思いますが。

入学、卒業祝いや、転勤、異動でのプレゼントで選ばれる方も多いです。転勤・異動だと、会社によっては多数の方にプレゼントしなければいけない時もあり、予算として1人1000円以下だと選びやすいです。

 

収集癖に訴える

 

人は「揃えたい」や「集めたい」の衝動が強いです。必要なモノしか買わない人もいますが、

 

色々揃えたい!( *´艸`)

と思う方も多いです。

もし「いくつあっても困らないもの」「いくつあっても便利なもの」であれば、「全色揃えたい!」「何個必要だから色違いで揃えたい!」など、一つではなく数個購入したい気持ちを動かすことも、売れていくコツとなります。

数量を売れば、注文単価も上がります。

またサイズもいくつも揃えておくことも、収集癖に訴えることもできます。

 

このサイズもいいけど、もう少し大きい方が・・・(‘_’)

 

 

 

と思う方もいます。作品により、大中小と揃えておけば、購買者は自分に必要なサイズをチョイスします。またサイズ違いがいくつもあれば便利!という場合もあります。

  • サイズ

この二つは購買者の選択の自由度を上げ、売上を上げる基本的な条件です。自分のギャラリーを見直して、平均的に揃えておきましょう

 

買いやすい価格帯はいくら?

私の主観と販売経験から、買いやすい価格帯の一覧を作ってみました。

 

価格帯 買いやすさ
~999円
1000~2999円
3000~4999円
5000円~9999円
10000円以上 ×

 

1000円以下ならある一定の技術とデザイン性があればどんどん売れていきます。1000円までの作品の点数は半分以上占める時もあります。

また、革などの高価な素材の場合は1000円以下のものならすぐに売れますし、3000円位までなら「安い」と感じるみたいで、3000円までなら売れていきます。

 

一概に上記の表は「買いやすい」「売れる」は目安であって、確実なものはありません。

作品の出来・デザイン・素材など総合的に考えて、価格に見合った、またはその価格が「安い」と思わせる作品ならすぐに売れていきます。

注意が必要なのが、1000円以下から「買いやすい価格」ですが、まずは作品がその価格に見合った価格なのかが判断基準になります。売れないのは、作品と価格が見合っていない場合もあります。

 

買いやすい価格帯のまとめ

  • ~1000円くらい
  • 色を揃える
  • サイズ展開をする
  • 老若男女使える小物

この条件が揃えば、誰でも買いやすく、売れやすいです。

まずは1000円までの価格帯を揃えてみて下さい。買いやすい価格で親近感を持たせて購入してもらい、気に入れば次の購入に・・・とつなげます。

ハンドメイドで高級感を打ち出すことはダメだとは言えませんが、ハンドメイドは身近に作れること、使えることが、ハンドメイド好きの常識のラインにあると思います。

高級感よりも、親近感を取り入れて、「売れる」にしていきましょう。

 

コツ5.すでに販売しているハンドメイド作品の販売価格を値上げするタイミング

価格の付け方をお話してきましたが、すでに作品を販売している場合に、価格を値上げしていきたいけど、どうすればいいの?という疑問も出てきます。

 

この章では作品の販売価格の値上げについてお話します。

 

ハンドメイド作品の値上げをしたいタイミングはいつ?

 

大きく分けて、二つの側面から値上げを見るタイミングがあります。

  • 作家の立場からの値上げ
  • 販売の立場からの値上げ

この二つの視点は全く逆の立場から見た値上げです。

作家らの立場は製作者側の視点からみた状況での値上げで、販売の立場は在庫や売れ行きからみた状況での値上げです。

少し分かりにくいかもしれません。

 

もう少し細かい視点から見てみましょう。

 

1.ハンドメイドの作品を製作する技術が上がってきている

これは作家からの視点です。

ハンドメイドを始めた頃は、まだまだ技術も足りなくて自分の思い通りの作品が出来ない日もありました。そんな低い技術の中、コツコツ作っては販売していましたが、イマイチ自信がないので、低価格に設定して販売していました。

 

しかし、毎日作って、技術もどんどん上達していって、かなりの出来栄えの良い作品を作れるようになってきました。

自信のなかった作品を販売していましたが、今では自信を持って販売しています。

 

初めの自信のなかった作品の販売価格では、今では安すぎると思っています。

そこで値上げを考えます。

 

2.売上の伸び悩み

これも作家の視点です。

最近は販売数も落ち着いてきて、これ以上売り上げが伸びそうにはありません。

在庫を増やすこともし、SNSでの宣伝もし、色々試しましたが中々思うように売り上げは伸びなかったのです。

 

ならば、少しだけ値上げをして売り上げを底上げしようと考えました。

 

3.製作作業量と売上が釣り合わない

これも作家の視点です。

ハンドメイド販売の始めた頃の販売価格で製作を進めていましたが、順調に注文も入り毎日製作していますが、どうも売り上げがイマイチです。

 

毎日8時間ほど製作しても売り上げが月5万程。

これではパートに出かけた方が給料が良いです。ハンドメイドしていても製作に追われて疲れ、挙句に赤字・・・なんてことになっていますね。

 

ハンドメイドで製作している時間と売り上げの割合をみて、不釣り合いなようなら価格が見合っていない事は明白です。

このような場合は値上げをして『作品価格=売り上げ=製作労働』と釣り合うようにしなければいけません。

 

4.ある作品が飛ぶように売れていく

これは販売からの視点です。

作品が飛ぶように売れていくのは、デザインが良く、価格が安いからです。

デザイン > 価格

というバランスが崩れている状態です。この状態なら価格を少し値上げしても売れます。

価格を上げ、売り上げも上がることが目的です。

 

趣味でハンドメイドをしているといっても、赤字ならハンドメイド販売をしている意味はありません。ハンドメイド販売をするならボランティアでなく、「商い」です。ボランティアをするなら、無料でどこかで提供してください。

もし作品が在庫を追加をしてもどんどん売れていくなら、値上げをして売れ行きを操作することも大事です。

 

5.在庫が無くなった時

販売している作品の在庫が無くなった時は、その作品は次からは値上げをするチャンスです。

売れる作品ですが、ワンランクアップさせてから、販売価格を上げて販売してみましょう。

 

デザインが変われば、新作となり、また価格を上げて販売すれば売り上げも上がります。

同じデザインの作品をずっと売り続けているより、作品のデザイン性を高め、目新しい作品を追加し、ギャラリーを進化させていくことも大事です。

 

値上げには二つの理由がある

上にあげたように、「1.ハンドメイド作品の製作をする技術ががってきている」「2.売上の伸び悩み」「3.製作作業量と売り上げが釣り合わない」は作家側の視点です。「4.ある作品が飛ぶように売れていく」「5.在庫が無くなった時」は販売側の視点です。

しかしこの二つは立場が全く違うと言いましたが、絡み合っています。

  • 作品が売れ、作業時間と売り上げのバランスが崩れる時
  • 技術が上がって、作品が売れていく時

作家側と販売側の理由が一致した時には値上げはすべき。そして値上げする絶好のチャンスです。

 

ハンドメイド作品のはどのタイミングで値上げするの?

 

値上げをしたいタイミングは上記述べましたが、そのまま感情や状況のままに値上げをしても、購買者からすると突然の値上げはびっくりして買い控えの気持ちになります。

 

値上げをしたいと思っても、計画的にタイミングよく値上げをしていきましょう。

 

1.素材を変えて価格をUP

今まで作っていた作品の素材を少し良い素材に変えて販売しましょう。

デザインが同じでも、素材が変われば、雰囲気も変わり新作となります。

 

変えた素材の良さなどの説明は必ずしてください。ただ「〇〇に変えました~」の記述だけでは素材の知識のない方には不親切で、価格の値上げは理不尽に感じます。

 

2.デザインを変えて価格をUP

素材の変更の他に、デザインを変えて新作として販売開始し価格を見直します。

以前と同じ素材を使用しても、デザインが違えば新作となります。同じ素材でデザインの変更をして値上げする場合は、以前の作品のデザインより機能性やデザイン性を向上させたデザインでないと、値上がりした割にイマイチのデザインならば売り上げが下りる場合があります。

 

3.値上げ時期に便乗して価格をUP

最近では4月や6月9月など、ある時期に様々な業界が値上げに踏み切る日があります。

バターは値上げ、電気やガスが値上げ・・・などニュースで取り上げられますね。この時期に便乗して値上げをしようというわけです。

 

値上げの理由として、

「今まで原材料が値上がりしても、頑張ってきましたが、どうしても値上げをしざるおえなくなりました・・・」

と値上げ時期に便乗します。

 

4.密かに価格をUP

理由も言わず、ひっそりと値上げすることもできます。

 

この場合、フォローしている方などは以前からの販売を知っていますから、

(あ、値上げしたな!)

と思われます。

 

ひっそり値上げするにしても、

  • 全作品を一括で値上げする
  • 数点ずつ値上げしていく

値上げの状況により印象が変わってきます。

しかし、同じ作品を値上げしていくので、良い印象ではありません。スムーズに値上げをしていく行為には程遠くなります。

 

5.宣言して価格をUP

ならば、「この日に値上げします!」と宣言しての値上げはどうでしょう。

購買者からだと、設定された日までに購入を急ぎます。消費税が上がる時期の動きを想像してみましょう。

消費税が上がる前に買った方が支払う金額は少ないですから、駆け込み需要が高まります。

 

この動きと小さいながらも同じ心理・行動が予想されます。

値上げ前までは売り上げが順調ですが、値上げ後は売り上げが急激に落ちることが容易に予想できます。

 

どのくらい値上げしてもいい?

作品販売価格によりますが、100~200円程度、又は販売価格の10%程度くらいの範囲が適当と思われます。

これらの数字は目安ですが、この位の差額だと購買者は納得できる値上がりです。

 

バターや電気・ガスなどの値上げもこの範囲くらいが多いです。

 

かといって数字にとらわれ過ぎて、利益が取れないのでは本末転倒なので、原価計算をきちんとし、適正価格を付けます

 

まとめ

今回も長くなりましたが、ハンドメイド作品の価格を決めるには、材料費から雑費、人件費など色んな費用があり、それらを計算したうえで価格設定していかなければ、売上に繋がっていきません。

また一度価格を決めたけど、何かしらの理由で価格を変更しなければいけない場面もでてきます。

ハンドメイドもお客さんと向き合いながら、販売し成長していかなければいけませんから、状況やタイミングを冷静に見て判断しながら進めていきます。

 

1人で作業し経営していくので、大変ですが、これからハンドメイド販売していくのならば避けて通れない大事な作業です。

 

次読む記事 ハンドメイドのminneの送料無料設定の使い方とコツ

 

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