レザークラフトで100均の材料を使ってサンダルを作る【画像多め】

レザークラフト

夏からの計画で、革でサンダルを作りました。

 

サンダルなんて買えば早いけど、ハンドメイダーの血が騒いだんです。

革でサンダル作れるんじゃない?

 

今日は革でサンダルを作ったお話です。

成功?失敗?

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サンダルを作る条件

まず、サンダルを作るのに材料を集めなければいけません。

一番の難関は底の素材をどうするか?です。

 

私が選んだのは・・・

 

100均のサンダルです!

緒の部分を取って、底だけ使おう!と考えました。さっそく100均へ行くけど、サンダルは200円でした。

 

初めて作るものは、とにかく何度も頭の中で組み立てをイメージします。革は高価で失敗すると『もったいない』ので、成功率を上げるためには細部まで考え抜くことが大事です。

それでもイメージと違ってくることもあるので、革は半裁の20~30%使えない部分の端革を試作に使うことにします。

 

ということで、今回の条件は

  • 底は100均のサンダル(200円)
  • 革は牛革の使わない端革(捨てるところ)
  • 型紙はスリッパの型紙をダウンロードして応用する

以上を使用します。

 

ではさっそく作業に入ります。

サンダルを作る

1.材料の準備

 

革は牛革でイエローっぽい色です。端革なのでヨレヨレの部分がありますが、使えるところを甲部分にします。

 

 

半裁の使えない部分というのは、お腹あたりのやわらかい部分です。そして、お腹部分は裏(床面)が毛羽立っていることが多いです。

  • シワが多い
  • やわらかい(ヨレヨレ)
  • 床面の毛羽立ち

上記のような箇所は売り物にならず、又製品にしても粗悪品にならず捨てることが多いです。

私は試作などに利用しますが、どうしても質が悪すぎて全く使えない部分もあるので、泣く泣く捨てることもあります。

 

今回は革を表裏貼り合せて、やわらかさと毛羽立ちを抑えることにしました。どうせ自分のだし、少々悪い革でも使います

 

銀ペンで型紙通りに線を引き、裏を貼り合せます。2枚貼り合せて裁断するので、コバ(断面)は綺麗になります。

 

 

サンダルの底の材料は100均の200円のビーチサンダルです。

黄色の革と同じ色が無かったので、合いそうなカーキのサンダルにしました。

 

 

緒の部分を取ります。

 

 

革に底を充てて、同じ形を切り出します。

 

 

革の裁断は終わり。

2.縫い合わせる前にコバを処理

 

縫い合わす前に、コバ(切り口)を処理していきます。

切りっぱなしだと、見栄えが悪いし、毛羽立ってきます。

トコノールを縫って、プレススリッカーで磨いていきます。革の種類や質によりますが、コバを磨くとツヤが出てくる革もありますので、地味な作業ですが手抜きは出来ません。

今回の革はさらっとした革なので、毛羽立ちを抑えるためのコバ磨きです。

3.甲部品にステッチをするために菱目打ちで穴を開ける

 

ステッチといいつつ、貼り付けている革同士が剥がれないための補強を兼ねてのステッチです。

ボンドで貼り付けているので剥がれることはないと思うのですが、履物なので念のためです。

4.麻糸を選ぶ

 

楽しい麻糸選びです。

好みによりますが、革と同色を選ぶか、反対色を選ぶか分かれる所ですが、私は革に対して目立つ麻糸選ぶことが多いです。

今回はダークブラウンを選びました。

5.サクッと手縫いする

 

履物は作業が倍になります。

2枚ともステッチを縫いました。縫い時間はたいだい25分くらい。

6.麻糸を均す

 

手縫いした後で、軽く麻糸を叩いて均します。縫いたては縫い目が浮いているので、叩いて馴染ませます。

 

 

そのまま叩くと革が傷ついたりするので、いらない布で覆い叩きます。

 

 

画像では分かりにくいですが、麻糸が叩いて少しぺったんとなっています。

木槌で叩いて、麻糸がぎゅっと締まるんですね。

 

7.底に印をつける

 

甲部品を底部品に合わせるために印をつけます

この時に足にきちんと合わせます。

8.両面テープで甲部品と底部品を固定する

 

今回は、革の表面の接着なので両面テープで固定します。ボンドだと接着してもはがれやすいです。

 

 

形になってきました。この時点でも足を入れて履き心地を確認します。

しっくりしなかったら、微調整していきます。

 

 

9.合わせた甲と底部品に菱目打ちで穴を開ける

 

両面テープで固定していますが、ズレないように菱目打ちで穴を開けていきます。

菱目打ちする前には、ディバイダーで目安のラインを引いています。

 

 

縦と横のラインの縫い目の交点は、穴あけポンチ(2mm)で穴を開けています。

5番手の麻糸は太いので、縫い目が集中すると穴に通らなくなるからです。

 

10.サイドを手縫いする

 

順に手縫いしていきます。縫い時間はたいだい40分くらい。

 

 

手縫いでしっかり固定です。

 

 

両方縫い終わり。徐々に完成に近づいてきています。

 

 

裏面はこんな感じ。底面の裏は毛羽立っていますが、サンダルを貼り合せるので、気にしません。

 

 

11.底面と貼り合せる

 

いよいよ貼り合せていきます。

しかし、心配事が。

 

 

サンダルの表面が染料でツルっとしている・・・。

ゴムのりで貼り付ける予定ですが、剥がれないか心配です。履いていてパカッと剥がれるのは避けたい。

 

ということで。

 

カッターで1mmほど削りました。ガタガタです。失敗です。

課題が増えました。市販のサンダルを使う時にどうやって上面を処理すればいいのか。

 

しかし、替えは無いので、そのまま続行です。

 

 

貼り付けた時のイメージ。なんとなくイケそうですよね?・・・よね?

 

12.ゴムのりを塗る

 

剥がれないようにたっぷりゴムノリを塗ります。

13.貼り合せる(緊張)

 

底部品はサンダルから型を取っているので、必ず合います。

塗ったり、デコボコだったりしているけど、きっちり合わせます。

 

 

きっちり合わせたら、ズレないように固定して留めます。それを両方。

14.完成!

 

完成!

部屋履きみたいだ!

 

15.底面の穴をふさぐ

 

完成にテンションが上がって忘れていました。

底の穴をふさがないと。ビーチサンダルの緒を固定していた穴です。

革のサンダルには不要なので、ボンドを入れて固めて水分の侵入を防ごうと思います(適当)。

 

 

木工用ボンドを挿入します。

コツは平行にすること。これが歪んでいるとボンドが垂れてきます。

16.今度こそ完成!

 

ようやく完成。

完成まで2か月掛かりました(*ノωノ)色々と他の事してて放置してたから

 

 

履いてみる。

甲部品が深め設計だから、部屋履きに見えるのかなぁ。

 

けれど、サンダルを使っているだけあって、底面は柔らかいです。デコボコ感が多少あります。

初めて作るには合格かな(甘い採点)。

 

製作記録

製作時間:6時間 ボンドの乾燥:数日

使用革:牛革 約20DS

材料:サンダル(200円)、麻糸、ゴムのり

 

次回への課題

初めて作って課題が見つかりました。

  1. サンダルの表面加工を綺麗に処理する
  2. サンダルと革の底面の接着をゴムのりだけでなく縫う方法
  3. 甲部品のデザイン性
  4. 底面素材を探す
  5. 底面との間にはクッション材を入れる

底面素材が大きな課題ですね。

以前に幾つかスリッパは製作していて、それらは革を重ねて縫いました。しかし外へ出て履くのは革では心許ないです。

革を分厚く強いヌメ革にするか。

底を革にすると地面が濡れた日は履きたくないなぁ。悩みます。

 

この記事で使用した道具

端革でつくってみるのもいいかも。


コバ磨きでできあがりが格段に違ってきます。必ず使いましょう。


レザークラフトの手縫い用の独特な道具。


手縫いには必須。


手縫いをする時はレーシングポニーを使うことを推奨します。


革に型紙を写す時に使用します。


革を接着する時はどちらかを使います。両面テープは時間短縮になります。

おわりに

一度作ってみれば、課題は見えてきます。

今回は自分で履くにはまあ良いかな。人にあげたり売ったりするのはNG。

 

売る目的ではなく、思い付きで作ったので、こんな低レベルになりました|д゚)

でも楽しく作れました

もっと勉強しよう。

 

 

リベンジしました。

 

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