ハンドメイドで製作していると、ものすごく手が荒れます。
布や帆布、革などは手の脂をどんどん吸っていきますから、手が荒れるのは当然です。
そして、家事の後の手荒れもヒドイです。お皿を洗った後、気を抜いてしばらくすると指先がガサガサになっています。
手荒れってバカにできません。ひどくなると皮がヒビワレて剥がれてきて痛みまで伴います。手が痛いと生活の様々な動作に支障が出てきます。
この数年ハンドクリームにはお世話になっていますが、使っているハンドクリームはべたつきがあり、クリームが馴染むまで何も触りたくないし何もできません。かといって軽いハンドクリームでは、もうこの手のガサガサ手荒れには効きそうにない・・・。
ハンドクリーム探しが始まりました。
まず今日はメンソレータムのハンドベール濃厚こってりクリームを使ったお話です。
メンソレータム ハンドベール濃厚こってりクリームの基本情報と特徴
定価 | 650円 |
容量 | 70g |
成分 | 水、パラフィン、グリセリン、BG、ミネラルオイル、ワセリン、
パルミチン酸エチルヘキシル、セタノール、ステアリルアルコール、 シア脂(シアバター)、カカオ脂(カカオバター)、水添レシチン、 トリ脂肪酸(C10-18)グリセリル、ジメチコン、プロピルパラベン、 メチルパラベン、カルボマー、TEA、 (アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))、クロスポリマー、EDTA-2Na |
その他 | 無香料 |
2種類のうるおい成分のシアバター、カカオバターが配合されており、乾燥して荒れた手の皮膚を守ります。
「濃厚」で「こってり」「固め」のクリームとなっています。
手に乗せてクリームを延ばすとこってりなのにすーっと伸びていきます。
公式サイト ロート製薬 ハンドベール濃厚こってりクリーム
公式サイトを見てみると、濃厚こってりクリームは「化粧品」となっています。ハンドベールの他の商品は「医薬部外品」と表示されています。
「医薬部外品」って何でしょう?
医薬部外品(いやくぶがいひん、quasi drug)とは、日本の医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律に定められた、医薬品と化粧品の中間的な分類で、人体に対する作用の緩やかなもので機械器具でないものである。
予防効果をうたったり、医薬品よりは緩和だが人体に何らかの改善効果をもたらすものがこれに含まれる。人体に直接用いられるものだけでなく、たとえばスプレー式殺虫剤のように噴霧したり、ホウ酸団子のように適当な場所に設置したりして使用するものも含まれる。
いわゆる薬用化粧品(やくようけしょうひん)は、薬用効果(予防等の効果)をもつと謳われる化粧品類似の製品で、日本の医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律においては化粧品ではなく医薬部外品にあたる。
(引用 wikipedia)
もし手荒れが気になるのなら、「医薬部外品」を選んだほうがよいですね。手荒れがヒドイようなら病院へ行くことをおすすめします。
価格は?お手頃価格で一度は試したい
Amazon 391円
楽天市場 430円
定価が650円なので、Amazon、楽天市場共安くなっています。500円以下なのでお試しでも買いやすく、どんどん使えるのがいいですね。
*2018年2月15日現在の価格です。価格は変動しますのでご確認下さい。
口コミは?
Amazonでは74件のレビューがあります。星の評価は★4.2でまず高評価です。
★5 68% ★4 16% ★3 12% ★2 4% ★1 0%
★5と★4の合計が84%と満足度が高いみたいですね。★1が0%なのでハンドクリームとしては効きそうです。

★★★★★
コクがあるのにキレがある的な素晴らしい商品です。
1分ほど塗り込めばパソコンも使えるし、夏でも使えます。
もちろんテクスチャーはめちゃ重めです。でも塗り広がるとさっぱりという。

★★★★★
塗った後のもっちり感がしっかりとしていて、しばらく経っても保湿されているのがわかります。

★★★★★
水のはじきもいいしオススメです。

★★★★★
スマホを触る時に乾燥していたら指紋認証など操作の反応が悪いので塗って触るとサクサク操作出来ます。

★★★★☆
良くも悪くも浸透が早いです
こってりしてるのに塗り広げるとさっぱりしてなじむのがとても良いのですが、て全体に伸ばし切る前に染み込まれていく気がします。

★★★☆☆
手のひらや手の甲には保湿感はありますが、指先までは効果は薄いですね。

★★☆☆☆
塗ったばかりは一時的にうるおうが持続性がない。
コーティングされてる感じであまり浸透している感じがしない。

★★☆☆☆
塗った直後はヌルヌルするので水仕事がやりにくいです。
作業後に塗るのがいいですね。
こってりなのが高評価もあれば、裏目にでてヌルヌルしているのが不快という声も。これは好みにより変わってくるので、自分がどちらがいいのか考えて購入を決めた方がよさそうです。
確かに、縫った後もきつめのしっとりがあります。手を洗うとぬめりが多少あります。私は気にしないので、マメに濃厚こってりクリームを手に塗っています。
ハンドメールシリーズは他にもある
シリーズってもう言っているので、分かっていると思いますが、ハンドベールは濃厚こってりクリームの他に色々なタイプに合わせて使うクリームがあります。
メンソレータム ハンドベール しっとりなめらかクリーム
固いクリームが苦手な方はこちらをどうぞ。
メンソレータム ハンドベールうるおいさらっとジェル
夏などべたつきが不快になる季節はこちらのジェルがよいです。
メンソレータム ハンドベール手荒れキメ整うクリーム
手荒れがひどい方はこちらもお試し下さい。
これら上記の3つは「医薬部外品」となっています。
濃厚こってりクリームは「化粧品」。
表示の違いだけなく、効果の違いもありますので、他のも試してみることもいいですね。
メンソレータムのハンドベール濃厚こってりクリームを使ってみた感想
2週間ほど毎日使っています。家事の後や手荒れが気になった時に塗っていますが、1日に1~2回程度です。
もっとマメに塗りたいのですが、ハンドメイドを製作している時に塗り、作品にハンドクリームが付いてしまうと売ることができないので、1日数回程度の回数になってしまいます。
塗った感想は
- クリームが固い
- 見た目も塗り心地もほんとにこってりしている
- クリームを手で伸ばすけど、結構擦り合せて伸ばしている
- 塗って5~10分ほどはべたつきがある(その間は何もできない)
- 塗った後はしっとりしている
- 手荒れは若干マシになるけど全くガサガサが無くなるわけではない
- 手を洗うとぬめりがある
- 塗った後は手にツヤがある
クリームのこってり加減からみて、5分ほどで手がしっとりさらっとするのはちょっと驚きです。もっとべたつくんじゃないかって思うくらいにこってりですから。
ただ私は毎日ハンドメイド作業をしていて、毎日常に手脂を布や革に奪われている状況でしから、中々指先のひび割れまで治ってくれません。
ハンドクリームを試すより、「医薬部外品」のクリームを塗った方がいいかもしれません。これからいろいろと試していく予定です。
使う量は手のひらに3センチほど出して、手に塗り込んでいます。結構多めに塗り込んでいます。
そして、指先を重点的に塗り込んでいますが、カサカサ具合がひどかったら指先に数ミリ程度出して再度塗り込みます。
毎日これだけの量を数回塗り込んでいるので、ひと冬は持たないかな。
手を洗った後に少しヌメリ感がありますが、これはクリームが手にきちんと残ってベールになって保湿していることと思っています。軽いハンドクリームなら全く手に残っている感じはないですもんね。ヌメリがあるのが良いと思っています。
私は濃厚こってりクリームを塗って、手が赤くなったり痒くなったりはしていません。
おわりに
濃厚こってりクリームに限っては
- 手荒れはまだ軽い
- 濃厚だけどさらっとしたい
- 手を保湿したい
- 500円以下のハンドクリームを探している
- 有名メーカーのハンドクリームがいい
上記のような方におすすめです。
KOSE コエンリッチ 薬用ホワイトニング ハンドクリーム ディープモイスチュアのように塗った後のべたつきは少なく、べたつきが苦手な方も10分ほど馴染むまで待てる人は合うと思います。
500円以下のプチプラハンドクリーム、試してみる価値ありです。



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