2018年9月20日に珈琲王2 EVCM2-5TBが発売しました。
オートプアに気を取られてすっかりチェックを怠っていました。反省。
新発売された「珈琲王2」。
「2」ということは「1」もあったんですよ。「1」という表記はなく「珈琲王」でしたが。
どこがどれだけ何が進化したのかが気になりますね。
ハリオのHPではもう珈琲王のページは無くなっています。「珈琲王2」が「珈琲王」の後継機種ということで、「珈琲王」は現在販売している在庫のみになっています。
「珈琲王」の在庫がある今、どちらを買うべきか検討しておかなければいけませんね。
ハリオ 珈琲王2 EVCM2-5TBと珈琲王 EVCM-5Bの違い
ハリオはコーヒー器具の種類は豊富ですが、コーヒーメーカーは2種類しかありません。ハリオのHPでラインナップを見てみると、
- V60 珈琲王2 EVCM2-5TB
- V60 オートプアオーバー Smart7 EVS-70B
- V60 オートプアオーバー Smart7BT EVS-70SV-BT
の3つ並んでいますが、V60 オートプアオーバー Smart7 EVS-70Bは「生産終了」の表記があることから、実質的に2機種だけになります。
昨年の冬にV60 オートプアオーバー Smart7 EVS-70Bは話題になり、後継機種V60 オートプアオーバー Smart7BT EVS-70SV-BTが今年の2018年9月に新発売しました。
ドリッパーとサーバーなしの本体だけだったら、コーヒーメーカーに見えないデザイン、湯温・湯量・スピードの細かい設定までできてしまうオートプアオーバーが目立ちすぎて、珈琲王は少し霞んでいる感じ。
しかし、今回紹介する珈琲王2もしっかりとした機能とハリオらしいドリッパーとサーバーで、中々のおしゃれです。
こちらは新発売の珈琲王2 EVCM2-5TBです。
スリムなデザインとハリオ独特のドリッパーが印象的です。
珈琲王 EVCM-5Bはこちら。
珈琲王は幅も大きく、メカっぽい感じ。珈琲王2はデザインがかなり洗練されてカッコよくなりましたね。
ここで、チェックすべきは、珈琲王2 EVCM2-5TBの商品説明ページに、
コンパクトなボディが特徴の珈琲王2は旧来のモデルの機能はそのままに、・・・
とあり、機能は珈琲王 EVCM-5Bと変わらないことがわかります。
デザインだけが変わった後継機種が珈琲王2なんです。
珈琲王2 EVCM2-5TBと珈琲王 EVCM-5Bの共通の特徴は以下の通りです。
- V60 円すい形の1つ穴ドリッパー
- 高温抽出93℃
- 21ヶの抽出口でハンドドリップに近づけている
- 蒸らし機能
- 30分の保温機能
おいしいコーヒーができないわけがない機能です。
2018年12月現在、珈琲王 EVCM-5Bはまだ在庫がありますが、生産終了しているので在庫限りとなり、売り切れと共に販売数も減っていくので、欲しい方はすぐに購入することをおすすめします。
操作はボタン3回ピピピ
操作は簡単です。動画をみれば簡単さが際立ちます。
- 電源を入れる
- 入れる杯数ボタンを押す
- スタートボタンを押す
の3回で終了です。
あ、その前に、きちんとサーバーとドリッパーをセットして、必要な量のコーヒー豆を入れて下さい。
コーヒー粉は豆から挽くと、よりコーヒーアロマが香り、コーヒーの味も新鮮です。
ミルはやっぱりかっこいいのがいいかな。
ハリオのコーヒーメーカに合わせて、ハリオのミルも揃えるとコーヒーを淹れるのに気分が上がりそう。
手挽きミルが苦手なら電動ミルもあります。シンプルで簡単な電動ミルはカリタかな。
あとはコーヒーカップもお気に入りがあればいいですね。
ハリオのコーヒーメーカーの良さはサーバーとドリッパーが分かれているところ
コーヒーメーカーはドリッパー部分が本体に組み込まれているのが多いです。
ハリオのコーヒーメーカーは珈琲王2もオートプアオーバーもサーバー・ドリッパーは別になっています。
これってなかなか便利ですよ。
だって入れ終わったらそのまま取り出して、ドリッパーは洗い場へ、サーバーはコーヒーを淹れ終わったら洗い場へ、コーヒーが残っていたら再びコーヒーメーカーへ戻します。
ドリッパーからコーヒーが落ちて汚れることもありません。
そして、洗いやすさです。コーヒーメーカー本体に組み込まれているドリッパー受けはどうしてもオウトツがあり洗いにくいです。
その点、ハリオのドリッパーはシンプルな一つ穴で持ち手もついているので洗いやすい。
ちなみに珈琲王2のドリッパーは「半透明ブラック」です。定番のドリッパーは透明なので、珈琲王2仕様の特別な透明ブラックのドリッパーです。
使いやすさばかり強調してしまいましたが、ドリッパーが本体から離れていると、ドリッパー内が見えます。「見える」ってことが重要です。
- コーヒー粉の蒸れている様子が見える
- コーヒーアロマが広がる
コーヒー好きにとってはこの2点は大きいポイントですよね。
コーヒー粉が膨らんでいる様子を見るの楽しいですよね?ね?私だけじゃないでしょ?
それにコーヒーの香りがふわっとくるのもたまらんです。
コーヒーが飲みたいから、コーヒーを淹れているのに、先にコーヒーの香りがふわっとくるのは拷問っていうくらいです。
ハリオのコーヒーメーカーはコーヒーの魅力を最大限に引き出します。
サーバーとドリッパーの組み合わせを楽しんでみよう
サーバーとドリッパーが分かれていることで、楽しめるのは他にもあります。
ハリオはコーヒーメーカーよりも、サーバーとドリッパーの種類が多いです。それらを使えるってところです。
もちろん「合う」「合わない」があるので、確認が必要となります。
ドリッパーはさほどサイズが異なるものはありませんが、サーバーは形が多種あるので、サイズを確認してください。
「V60 透過ドリッパー セラミック VDC」や「V60耐熱ガラス 透過ドリッパー オリーブウッド VDC-OV」などは雰囲気がガラリと変わってきますね。
ハリオは一つ穴抽出です。V60のペーパーフィルターを使いましょう。
まだ少ない珈琲王2 EVCM2-5TBの口コミ。これからに期待
珈琲王2 EVCM2-5TBは発売されて間もないので、まだ口コミやレビューが少ないです。
Amazonでは1件あったので、載せておきます。
スリムになったのがいいですね。第1世代では溢れるというレビューもあったペーパーレスフィルターでも入れられました(3杯までしか使用していませんが)
コーヒーを入れた後は、ドリッパー内が綺麗なすり鉢状になっています。
一体型もありますが、これくらいシンプルな方が結果として好みに合わせやすいですし、気分に合わせてドリッパーも変えられるので長く使えるような気がします。
ちなみにこれまでは、無印のミル付きマシンを使用していましたが、使いにくい上に掃除も大変でした。
ナイスカットGと珈琲王2の組み合わせに変えましたがほぼ同価格帯ですし、意外でっすが別れていたほうがむしろ使いやすいです。
大きさを気にしないなら在庫処分で廉価な第1世代でも良い気がします。
やはり、好みでドリッパーを変えたりして楽しんでいる人がいますね。
コーヒー好きは淹れている時から楽しみます。お手入れもしやすいところから、コーヒーショップや愛好家にも人気です。
おわりに
珈琲王から珈琲王2にはデザインだけの進化でした。
購入を検討しているのなら、珈琲王の方は価格が下がっている&在庫は少ないので、早めの購入をおすすめします。
すっきりキッチンに置きたいのなら、断然珈琲王2ですね。
どちらにしても、コーヒーアロマとおいしいコーヒーを楽しめるので、こだわっている人にはおすすめです。
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